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アウトサイダーズ―ラベリング理論とはなにか
 
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アウトサイダーズ―ラベリング理論とはなにか [ハードカバー]

ハワード・S. ベッカー , 村上 直之
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,625 通常配送無料 詳細
o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
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商品の説明

内容紹介

逸脱とは社会病理現象ではなく、単に集団間の相互作用とりわけラベリングの所産だとする視点から、規則創設・執行者たる道徳事業家と、逸脱者の烙印を負うマリファナ使用者、ジャズメンの生態を克明に跡づけた本書は、ラベリング理論の先駆的役割を果たした古典的名著。

内容(「MARC」データベースより)

逸脱とは社会病理現象ではなく単に集団間の相互作用とりわけラベリングの所産とする視点から、規則創設・執行者たる道徳事業化と、逸脱者の烙印を負うマリファナ使用者、ジャズメンの生態を克明に跡づける。今日脚光をあびている主観主義社会学の一源流。

登録情報

  • ハードカバー: 291ページ
  • 出版社: 新泉社; 〔新装版〕版 (1993/10/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4787793195
  • ISBN-13: 978-4787793195
  • 発売日: 1993/10/15
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 155,301位 (本のベストセラーを見る)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 梵太
形式:ハードカバー
逸脱研究の古典、非常に面白かった。

本書の「マリファナ使用者」へのインタビューと「ミュージシャン」の参与
観察の例は質的な調査方法の事例としてお馴染みである。
犯罪社会学や病理社会学といった分野や社会的弱者(マイノリティ)を対象
にしたエスノグラフィーに関心のある人は絶対に読むべきだと思う。
また、訳者である村上直之氏が本書末に「解説」を書いている。これも非常
に良くて、ベッカーの業績が社会学のなかでどのように位置付けられるのか
を解説してくれている。

私はラベリング理論については、名称と簡単な内容を知っていた。しかし、
本書で詳しく読んでみると、自分が把握しているよりももっと興味をそそら
れるものであった。私の理解はラベリング理論を非常に矮小化してとらえた
ものだったといえる(勉強不足は恐ろしい!)。
ラベリング理論を私みたいに、すなわち次のように理解している人は一読の
価値あり。
  「逸脱者は、逸脱というラベルを貼られて初めて逸脱者となる。逸脱を
   作り出しているのは社会(マジョリティ)であって、逸脱行為そのも
   のではない。」

ラベリング理論が注目するのは「逸脱行為とそれへの(マジョリティ側の)反
作用」、「規則の事業者(アントレプレナー)と執行者」などで、上のラベリ
ング理論の理解は間違ってはいないものの、まったく著者の意図するところが
省かれている。上に書いたようなお粗末な理解で私は読み進めていたため、
ラベリング理論が射程に入れようとしていた話の全体像が見えてくると興奮せ
ざるをえなかった(笑)。それぐらい知的刺激満載。

古典として読み続けられる理由、それが充分にわかる中身だった。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:ハードカバー
 本書はいわゆる「ラベリング理論」という、社会学上の観点を提示した書物である。米国ノースウエスタン大学社会学部教授である、H.S.ベッカーによって1963年に出版された。「自らの集団と、他集団との認識関係について、相対主義的観点を当時の主流派に対し提起したこと」により、注目と反発を巻き起こした一冊である。

 本書の構成は、第一章『アウトサイダー』、第二章『逸脱の種類』の両章で概念を示し、その後の章で例示を行ない、次に問題点を示している。最後に訳者解説が付されている。

 本書の意義は、拡散しているものの、主に二つ挙げられよう。

 第一に、現在の日本において見られるように、価値の多様性をきっかけとして様々な集団が生まれ・名付けられているが、こういった集団のとらえかたについて、重要な視点を与えてくれるのである。(例えば"勝ち組""負け組"などにも適用できるかもしれない)

 第二点は、意外にも、訳者解説に含まれている。そこに透けて見えるのは、「社会学の(少なくとも当時のアメリカにおける)実態」という点である。「社会学は科学」と言う。果たして『解説』に示されている「政治闘争的雰囲気」を含む「理論・仮説」が「19世紀ではなく現代の科学」たりうる要件に抵触しないのか?ということである。さらに広げて考えるならば、「学問そのもの」に対しても、考えさせられる問いを持つだろう。つまり、公共的責務である。広義には、学究集団から世界の人々へのアウトプットという知的職業に携わる者の責務と倫理についてであり、狭義には、学究集団の活動を支えるパトロンとしての一般市民――活動資金に全く税を含まぬものはまれである――へ、研究から見出された建設的知見の相互フィードバックである。

 ともかく"様々な"集団に適用できる「見方」なので、本書に付せられている文献や、本書以後の文献も参照しつつ、追いかけてゆくべきものであろう。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By のぶ
形式:ハードカバー
社会学をやる人必須の本。会話文が多いので本の厚さの割には、早く読めます。

授業でよく取り上げられるのが、マリファナの章です。マリファナ常習者になるには段階を追った学習が必要だと言うことを説明。そして次には、それに対する社会統制について述べています。

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