登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
5つ星のうち 5.0
自然哲学者としてのアウグスティヌス,
By
レビュー対象商品: アウグスティヌス著作集16 創世記注解(1) (単行本)
アウグスティヌスは『告白』をはじめ5度「創世記」について言及している。それは彼が生涯にわたり「人間はなぜ生まれてきたのか?」という問題意識をもっていたからではないかと思う。
そして聖書を通して神の創造を学んだ彼はマニ教とをはじめ偽りの創造説を説く人間と戦う決意をした。とくに本書に本書に収録されている「創世記逐語注解」は「三位一体論」と同時期に手がけた作品でありアウグスティヌスの信仰・思索が円熟しており彼の視点の鋭さに驚かされる。現代の観点から見れば実験の観点が薄いがアウグスティヌスの自然哲学者としての側面が見え神学者以外にも楽しめると思う。 さて本訳のほかに清水訳『創世記逐語的注解』が存在する。清水訳の方には章ごとに副題が設けられており翻訳も精確で内容が把握しやすいように思うが、読みやすさや格調の高さといった点では『著作集』版が優れているように思う。一般読者には片柳訳をおすすめする。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
|
|
|
|