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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
映画よりはるかに面白い,
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レビュー対象商品: アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫NV) (文庫)
ウィル・スミス主演の映画は、吸血鬼をゾンビのようなグロテスクな存在に描くことに終始してしまい、原作がもっていたアイデンティティへの不信感や、化け物とは何かという問いかけが無くなった台無しでした。ぜひ、映画を観てつまらない、ただのゾンビ映画ではないかと思った人も、こちらの原作を読んでください。
61 人中、52人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
改訳によって新たな生命を宿した吸血鬼小説,
By となりのクツル (千葉県千葉市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫NV) (文庫)
本書はすでに1958年に田中小実昌氏によって『吸血鬼』として訳出されており、私も旧訳で読んだことがあるのですが、はっきりいって、尾之上浩司氏の手になる『アイ・アム・レジェンド』はまったく別物です。旧訳にくらべてにごりやあいまいさがなく、マシスンの伝えたかったことがすっきりと明確に伝わってくる名訳だと思います。またそのおかげで、本書が旧人類と吸血鬼の物語を借りて人間性の本質を追求しようとした作品であることにも気づかされました。吸血鬼をファシストやコミュニストに置き換えてみるとよくわかります。そしてまた、レジェンドという単語にはネガティヴな意味はほとんどありませんから、主人公の最後のせりふには、人間としての誇り、あるいは尊厳のようなものがこめられていることもよくわかりました。まことに時代を超えた名作だと思います。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
50年も前に書かれたとは。,
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レビュー対象商品: アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫NV) (文庫)
映画「アイアム・レジェンド」を見ました。前半は楽しめたのに、その結末に納得がいかず、原作はいったいどんな話だったのだろうと思って読んでみました。 この作品が50年も前に書かれたものだったことにまず驚きました。 50年前のものなのに、古さを感じさせず、ぐいぐい話に引き込まれました。 主人公の孤独や、絶望、そして、そのあとに続くある種の平穏が凄くリアルでした。 直らないであろう病気にかかったときの人間の心の動きに、少し通じるものがあるかもしれません。 なぜ、アイアムレジェンドだったかが分かり、そのせつなさにぐっときました。 読んでよかったと思います。
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