なぜか、若いころからアイルランドにシンパシーを感じてきた。
中央政権から常に虐げられ、いわれのない差別を受けてきた岩手とアイルランドには共通点が少なくないような気がしている。
ケルトと縄文、原敬とケネディ、ウィスキー(スコットランドにおかぶを奪われたが、アイルランドが発祥の地だ)と酒(岩手は南部杜氏が有名。「灘の名酒」も南部杜氏がいたからこそ生まれた)、アイルランドの妖精の物語と遠野物語、貧しい風土、なのに多くの作家を輩出している(岩手は人口比率でいうと、最も多くの作家をだしてきた土地だ)等々。
そんなアイルランドを知る入門書として本書を選んだ。オフェイロンが、作家の視点で描いたアイルランドを楽しく読んだ。
偏見といわれるかもしれないが、やはり岩手と似ている(笑)。