本品のウリは『机に下にも置ける省スペースタイプ』という文句である。なるほど、同価格帯群(¥3000前後の機種)のモノに比べると高径だけ半分近く短くデスクの下、もとより机上に置いても邪魔な感じはしない。
では、肝心の機能のほうはどうか?ためしに厚手の光沢紙を放り込んでみる。バリバリと見事に裁断!どうやらサイズダウンしても機能の衰えはなさそうだ。この価格帯ならA4サイズ対応である事が多いので上部構造体はほぼ同じ様なサイズであり、裁断率や騒音デシベルなどの機能面も大体同じとみていいだろう。では決定的な違いとは、果たして、高径が半分になった事により設計構造上の安定性が図れていたという点である。実際量販店で色々見比べた結果、多くの商品が頭でっかちで底部のダクトは樹脂製のカラ箱になる為に安定性がなく少し小突いて容易に横転しそうなはかなさがあった。つまりは、ゴミ箱の上に3kg重たい裁断機を乗せているとイメージすればいい。そこにきてキラリと光るのが本品だったという訳だ。勿論、根本的構造は同じであるが、低く作ったため確実に安定度は増している。
安定性の確保は図れたが、その代わり当然ダクト内はすぐいっぱいになる。試しに数えてみるとA4で30枚程で排紙が必要になった。ハッキリ言って事務用で使う許容量ではない。あくまで一般家庭で領収書やプライベートペーパー等、頻度の少ない用途に限ると思う。(個人的には)未だ欠点らしい欠点は見当たらないので星5と評価する。