内容紹介
既存の北海道史・アイヌ史を乗り越えた「新しいアイヌ史」の構想をめざす。 アイヌ民族をはじめとする北方先住民の歴史・文化を対象として、ヒトと環境・生態系との関わり、多方面のダイナミックな交流、そして文化の継承を主要なキーワードとする。あわせて、「先住民族史」という視点を積極的に導入し、既成の「日本史」の附属物ではない、「アイヌを主体とする」新たな歴史像を模索する。
著者について
蓑島栄紀(みのしま・ひでき)苫小牧駒沢大学国際文化学部教授、環太平洋・アイヌ文化研究所所長。著書に『古代国家と北方社会』(吉川弘文館、2001年)。共著に『古代日本の伝承と東アジア』(吉川弘文館、1995年)。『古代史がわかる』(朝日新聞社、2002年)など。