本作を観たきっかけは、ドヌーブの「昼顔」に出演していたP・クレマンティの危険な魅力にとりつかれたから。
彼の出演作をたどっていったら、パゾリーニ、ベルトルッチ「暗殺の森」、ヴィスコンティ作品のほか、演劇界のゴダールと呼ばれた、マルク‘O監督の本作に辿りついた。
マルク‘Oは、60年代の演劇界のヌーベル・ヴァーグ、カフェ・テアトル運動の中心人物。もともとの人気舞台劇を映画化、しかも出演していたオジェ、クレマンティ達、劇団員を映画でもそのまま起用。
本作での彼らの強烈な個性は、一見の価値あり。
本作の出演者達を、J・リヴェット監督は先見の明があって自らの作品「狂気の愛」に起用、この作品は傑作とよばれているようで、今後観てみたい映画の一つ。
主演は、ビュル・オジエ(「北の橋」「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」etc)、ジャン・ピエール・カルフォン。
主要人物3人のネーミングがまたお洒落。
「狂乱のジジ」「短刀のチャーリー」「魔術師のシモン」の3人をはじめとして、出てくるファッションはポップでカラフルで楽しい。
ストーリーは、大したことがないため★2
60年代ファッションに興味がある方には★4以上の価値
オジェ、クレマンティ、その他の出演者も魅力的で★3
アイドルたち―フレンチ60sのすべてもあります。