絵師さんが桐矢さんだったこともあり、タイトルが発表されてから発売日まで
待ち焦がれてました。
隠しシナリオ以外はクリアしました。
三銃士の世界をモチーフにして、主人公がダルタニアンという位置で物語を、恋をしていく
発想はなかなかお目にかかれない乙女ゲームだと思います。
その中に悪魔や学園生活を面白い具合に取り入れているところなど、
新鮮にプレイできました。(プレイしていると、デスコネクションを思い出します。。設定や物語を追っていく動きが近いかなと。)
主人公(「ダルタニアン」なら呼んでもらえます)は殺された父親の真相を知るために、
シュバリエ学園に編入し生活を送るのですが、
重いものを背負っているだけに、編入してしばらくは感情表現が少し乏しいイメージがありますが、努力家で前向きないい子です。
また、攻略キャラクターたちは「自然」にカッコイイのでとても好感が持てました。
共通ルートは5章まであり、6章から個別ルートが用意されています。
私は個別ルートが勝負だと思いました。共通ルートは盛り場はありますが、
キャラクターが変わっても何週も通していくと慣れてしまい作業感は否めません。
(基本的に三銃士サイドと教師サイドに分かれていきます。)
ですが、個別ルートは、エンジンがかかりだしたら、ぐいぐい持っていかれます。
いろいろな展開が、恋が、待っています。
(選んだキャラクターによって、身近なキャラクターがどんどん死んでしまう事もあります。時には容赦ないので、
心配な人は気に留めておいてもいいと思います。)
わたしはプレイ前にいちばん苦手そうな印象を抱いたキャラクターが、プレイした後ではいちばん好きになりました。
(好きというよりも、その好きになったキャラクターの個別ルートに夢中になった感じです☆)
2週目から制限されていた攻略キャラクターたちも解除されるので、
物語がより広がっていくところなどプレイしながらワクワクしました。
〈書き足してます→コンプリートに近付き、物語のすべてが見えてくると主人公がどうして「ダルタニアン」だったのか、
シュバリエ学園で「初めて」出会うキャラクターたちとの関係性が明らかになっていく様子は
プレイして気づきだしていくと感嘆するものがあります。〉
音楽は「カヌチ」の音楽を手がけたスタッフだけに、壮大で美しい曲が多めです。
桐矢さんの描く立ち絵・イベント絵も雰囲気がしっかりあり、プレイして吸い込まれるような魅力は健在です。
(スチルは一人約13枚です。目の瞬き・口パクともにあり。)
個人的に、アイテムで攻略キャラクターのおまけイベントが微笑ましくて(特にアトスと理事長)ポイント高かったです☆
面白さは共通ルートを考えても、☆5個あげたかったのですが、
攻略キャラクターのひとりが美味しいポジションにかかわらず、
中途半端(?)なEDにもやもやした気持ちが残ったのと、隠しシナリオは違うキャラクターができればよかったなあという部分で、☆4つです。
本当ならもう少し、ゆっくりプレイしていくはずが、世界観に、キャラクターたちにのめり込み、最近は滅多にしない睡眠時間を削ってでも続きが見たくてプレイ通しました。(苦笑)
細かく見れば粗もありますが、それ以上に気持ちの面で貰えたものの方が大きかったです。
今年半分過ぎましたが、新作の乙女ゲームの中で私はいちばん面白いと感じた一本でした。(長文、失礼しました。)