いよいよスタートした白秋戦ですが、率直な意見、
過去の西部戦や神龍寺戦ほどの試合の緊迫感は感じません。
峨王、マルコ、如月・・・とキープレーヤーが出てきますが、
序盤から大技の連続で、数ヤードをチームプレーで稼ぐ、という
以前のアイシールドにあったアメフトの面白さを具現化してくれる
場面が大変少なくなった事が、一番に上げられると思います。
それから、今回の対戦相手がやはり、決勝で戦う相手としては
役不足である、マルコ・・・ヒルマと同じ策士という印象で登場
しましたが、それほどの策士には見えない(少なくとも高見や
キッドの方が上)、如月、全くの謎、今回必殺技?を出しますが、
それがどれだけ凄いのか不明(一休より上にはとても見えない)、
そして、峨王、このキャラに関しては、一応初登場以降頑張って
いろいろエピソードを作ってきましたが、彼の凄さを伝えるための
そのエピソードが過剰過ぎて、リアリティに欠け過ぎる、さらに
いうと、何故あえてこのタイミングでパワー系なんだろう・・・、
そもそも1巻から登場させてきた大田原をあんな粗末な扱いで
終らせて、峨王をプッシュする著者の意図がよくわからない、
つまりキャラの印象が薄すぎて、文言だけで強敵だのいわれても、
読者からすると、いまいち凄さがよくわからないのです。
結局、白秋戦は初戦か、もしくはせめて神龍寺の後にすべきだった、
そこでクリタが覚醒して、パワーアップした大田原との対決、という
流れが一番盛り上がったのではないでしょうか。
明らかに、順番を間違ったなぁ、と改めて感じる29巻でした。