御存知の通りIC-R6はテンキーがないため、メモリーの編集は結構面倒です。
何十件何百件も入力するような場合、日がくれてしまうんじゃないかと思います。
その上ロータリーエンコーダーをぐるんぐるんするので、いつ磨耗して壊れるんじゃないかと気が気ではありません。
このケーブル(+クローニングソフト)を使えばそのあたりは全て解決。
クローニングソフト(
CS-R6 アイコム クローニングソフトウェア IC-R6用)の使い勝手は良いとは言えないものの、本体で編集するよりもずっと楽です。転送も数十秒で終わります。
本体ではできない、メモリーチャンネルの内容を移動させる(0-49の内容を50-99にそのまま移す、など)操作ができるのが非常に便利です。
また、メモリーの内容を一覧表示&編集できるということだけでも便利さが全く違います。
R6とパソコンを持っているなら、これを使わない手はないでしょう。
このケーブルはシリアルポートに接続して使います。最近のパソコンにはシリアルポートがなかったりするので、そのような場合はUSBタイプのケーブル(
OPC-478UC アイコム クローニングケーブル (USBタイプ))を買うか、市販のUSB/シリアル変換ケーブルを使用しなければなりません。
が、パソコンにシリアルポートがあるならば、こちらを選ぶべきです。こちらのほうが値段が安い上に、USBタイプとは性能差がありません。
USBとシリアルを比べるとなんとなくUSBのほうが速いような気がしてしまいますが、R6側の入出力がシリアルですのでシリアル以上の速度は出ません。
細かい話をすればUSBタイプのケーブルは途中で信号の変換を行なっているため、このケーブルと同じかそれ以下の速度しか出ません。USBタイプは使ったことがありませんが、このケーブルと同じか人には感知できないレベルで少し遅いはずです。
製品の作りは、全体的に電子工作っぽさがありますが、しっかりしていると思います。
特にケーブルの部分は非常にしなやかなケーブルを使ってあります。
ケーブルの柔らかさは結構重要で、硬いケーブルだと束ねた場合に非常にかさばるのですが、このケーブルは写真にあるような置き方をしても「びよーん」となることがありません。
また、束ねても癖がつきません。
問題点としては「値段が高い」これに尽きます。
ネット上で回路図が公開されているので、手間を惜しまないなら秋月あたりで部品を集めて自作したほうが安いと思います。
ただし、クローニングソフト(これまた高い!)は買うしか無いですが…
R6の価格+このケーブルの価格+クローニングソフトの価格がR6の定価だったと思って買ってみてもいいんじゃないかと思います。
最後に、わかりきっていることですがこのケーブルだけでは使えず、クローニングソフトもあわせて購入する必要があります。海外製のフリーソフトで使えるものがあるとの噂もありますが…。
[良い点]
・ロータリーエンコーダーの心配をしながら本体での面倒な編集をしなくてすむ
・USBタイプのほうのケーブルよりは安い
[悪い点]
・高い
[私の使用環境]
・Windows 7 64bit
・マザーボードネイティブのシリアルポート