逃走の末、辿り着いた富士の樹海で英雄が出会ったのは、制服の女子高生・比呂美だった。
安住の地も、絶望する暇もなき世界で、二人を次々と「感染者」たちが襲う!!
傍らには散弾銃。英雄は「かつて人間だったもの」に対し、その引き金を引けるのか――!?
極私的パニックホラー、大注目の第4集!!
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26 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
樹海編は、今後の加速への中休みというところか,
By
レビュー対象商品: アイアムアヒーロー 4 (ビッグコミックス) (コミック)
前巻までの町を脱出するまでのスリルに比べると、この巻は若干インパクトが弱めに
見えますが、どんな音楽も映画も漫画も次のピークに向けては必ず谷があるものです。 主人公のダメなのかダメじゃないのかわからないところと、ゾンビの怖さ(最近見た中では 一番怖い絵だと思います)、女学生のくったくのなさが、何ともすべてかみ合わないところも この漫画の何とも言えない味わいです。 これから本気の怖さがまっています。読者もちょっと休みましょう。
40 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
花沢漫画の楽しみ方,
By たつのこ "たつのこ" (兵庫県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: アイアムアヒーロー 4 (ビッグコミックス) (コミック)
ゾンビ漫画である以前に、やはりこのアイアムアヒーローは花沢漫画であることが良く分かる巻だった。
今巻には主人公が自身のアイデンティティーを存分に発揮する中々に燃えるシーンがいくつか登場するが そのどれもが今一歩決まらずに、読んでいる側をヤキモキとさせる。 この「噛み合わなさ」は、過去の花沢作品で嫌というほど味わってきた氏特有の「苦い旨味」である。 花沢主人公お決まりのリアルな不甲斐なさ、間の悪さといった負の要素は、やはり今作の英雄にも受け継がれている。 そんな駄目駄目な主人公達が、自身の言動や周囲の状況が招いた現実へと懸命に立ち向かい、 あるいは儚く翻弄されていくその姿に、氏の作品の魅力があると私は考える。 それぞれにシチュエーションは違えど、その読み方は変わらない。未曾有のバイオハザードが発生した世界が舞台である今作では、 より切迫したニンゲンの「生」の部分が味わえる。口に合わない人の方が正直圧倒的に多いだろう。 いつまで逃げているのかと展開に不満を覚えもすると思う。だがしかし、この逃避行の中 「自転車二人乗りで女の子にペダルを漕がせている35歳のオッサンの情けないグダグダ感」 これこそをメインと捉えれば、自ずと作者の表現したい事柄が伝わってくるはずである。 この煮え切れなさを過去の自分自身と照らし合わせて、苛々したりテンションを落としたり、基本的にネガティブな気持ちになる。 この「自虐」をしっかりと噛みしめるのが、花沢漫画を楽しむ上で大切な事なのだと、そう思う。 (蛇足) あれだけ生死を共にしてそれなりの一体感が生まれた所での「彼氏」発言。 仲が深まったと一方的に考えていたこちらにワンパンチを喰らわせてくるあの感じ。なんとまあ生々しい限りである。 氏の女性憎悪を伴ったキャラメイクとストーリーテリングは本当に魅力的だ。まさに「自虐」的な意味で。
11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
期待はしているが・・・,
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レビュー対象商品: アイアムアヒーロー 4 (ビッグコミックス) (コミック)
個人的に花沢作品は大好きだし、応援しているので
著者の単行本は全て揃えているのだが、少なくとも次巻にあたる5巻収録分まで含めても 「これ以上面白くなっていくワクワク感」みたいな物が感じられず ある種の停滞感を覚える。 絶対、1巻末の衝撃の展開を上回る面白さがこれからやってくるはず…と 山場を期待しつつ読み続けているが、いかんせん話が進まない。 このままの勢いで本当にやりたいプロットが全て達成できるのか 他人事ながら1読者として不安になる。 もっと中身を詰めて全10巻くらいで終わった方が桂作となるような作品の気がするのだが 悪戯に引き伸ばしをしているようにすら感じる。
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