環状片想い4コマ漫画の3冊目にして最終巻です。
何気ないきっかけから片想いの輪に変化が生じ始めた前巻の終わり。そこから自分の想いを貫く行動に出た人間と、改めて自分の立ち位置に思いを馳せた人間の心境の変化によって一気に物語は展開します。
各人の具体的な結末には触れませんが大凡それぞれが収まるべき所に収まった感はあり(帝は意外でしたが)、さいしゅうわにおいてはそれぞれに成長したところも見せてくれて、大団円と呼ぶにふさわしいラストになっていると思います。
事実上の二本立てとも言えるブレイクの方は今巻も絶好調で、「わ!んだーぐらうんど」も含めて持ち味である微毒を含んだいつもの小島あきら節を楽しむことができます。また、こちらのレギュラーである二人組+1の人間関係にも色々と変化が起こりますが、一つだけ言えることは、先生はくれぐれも慎重にお幸せに、ということでしょうか(笑)
本作の最後を飾る美月の手紙の言葉。ありきたりな言葉ですが、それ故に誰もが理解できる「縁」というものの大切さに、この本で触れてみてはいかがでしょうか。