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われ日本海の橋とならん
 
 

われ日本海の橋とならん [単行本(ソフトカバー)]

加藤 嘉一
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,575 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

中国でもっとも有名な日本人、加藤嘉一氏の最新作。中国で疾走する日本の若者としての考え方や中国の内部に踏み込んだものしかわからない中国人とのつきあいかた、中国の政治のしくみ、ビジネスのやりかた、中国人の生活を解説します。そして、そこから見えて来るのは世界のなかの日本なのです。

内容(「BOOK」データベースより)

人の波がぶつかりあい時代のエネルギーが炸裂する。アジアでいちばん激しく生命力があふれた国、中国。中国で「もっとも有名な日本人」となった著者が、内側から見た人にしかわからないリアルタイムの中国を語ります。そこから見えてくるのは、中国、日本、世界の現在。日本は、そして日本人は、これからいったいどこへ向かえばいいのか。私たちの課題も見えてきます。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 196ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社 (2011/7/23)
  • ISBN-10: 447801647X
  • ISBN-13: 978-4478016473
  • 発売日: 2011/7/23
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
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78 人中、58人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By
内容を拝見させていただいたが、筆者の中国に対する見識の深さは伝わってくるものの、それは所詮一部分でないと正直な印象で思った。今の日中関係を鑑みるに到底著書の内容どおりとは思えない。
国家を好き嫌いで判断するべきではないと思っているが、この著者の通りならば現実とのギャップは一体なんだというのか、そういった説明がなされていないのも不可解である。

タイトルとも齟齬がある。
終始、自分語りに没頭し、自分が如何に素晴らしい人間であるか、それを言っているだけでは納得の仕様がない。この著者は自分の権威を笠に来て、中国という国家が如何に素晴らしく、日本はそれに屈せと言っているような印象すら受ける。必ずしも意図したものではないと思うが、私にはそう思えた。
架橋となりたいというのであれば、今あるこの歴史的な認識の齟齬や、尖閣問題を如何に解決するか。それを語って欲しかった。勿論、それも歴史的な判断、外交的な判断をかませねばならないだろうが。

今後、彼がどんな風に活躍するのか。
本当に、架橋となりたいのならば、どちらの主張が如何に判断されるべきか。
それを見極めて欲しいと思う。
このレビューは参考になりましたか?
202 人中、149人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By uh312
まず本書には微妙な表現の飛躍が多く、事前に書店で実物の行間を読んでからの購入がお勧め。「なんだこれ…?」という明らかに違和感のある文章表現が目立った。

本人が高校時代にTOEIC900を余裕で越えたとかの逸話が多数出て来るが、親の借金に苦しみ陸上に励む地方の高校生が日本の一流大学の一般受験を念頭にTOEICを真剣に受験するとは考えにくい。他の受験科目の成績が不明なのに「自分がやれば当然東大くらいには合格した」かのような記述も不自然。記念受験でも自分の学力の確認の意味で合格通知を取って蹴ったなら分かるが、実際に受験も合格もしていない人間にこのセリフは違和感がある。一発勝負の大学入試については当日試験会場で(もちろん一定の学業の準備をした上で、体調管理から自分で管理できない交通機関の運行状況の運不運までも含めて)挑まなかった人物に何も語る資格はない。東大入試は個人の能力検定よりも定員選抜が主眼の試験なのでなおさらだ。 なお、wikipedia(2011年9月22日付)によると彼の中国語での著作『从伊豆到北京有多'』(2010年,江蘇文芸出版社)には堂々と「東大合格を蹴って」と断定して記述してあるようだが、なぜ中国語と日本語での記述の内容が違うのか?どちらかが詐称だと考えるのが普通であり、wikiは真偽不明ゆえここは著者自身がきちんと真偽を説明していただきたい(該当部分について疑わしい記述をすること自体、読者に対する誠意を疑う)。(→追記:この数行を加筆した三日後の2011年9月25日の時点でなぜか慌ててwikiが削除されていたが、弊員には真偽不明なので中国語が分かる方はぜひ原書(題名・内容を変えた改訂版もあるようなので、できれば初版に近いもの)を入手してご自身で該当部分をご確認いただきたい。この数年来、政治家志望を公言しているようだが、いずれにせよもしも経歴詐称が存在するのならば公職に不適格であることは間違いない)

(→再追記:2011年12月19日の時点で、「从伊豆到北京有多'」には厳密には該当箇所はないものの「東大合格済」を発言している動画が確認されたとのコメントを当投稿に対して頂戴しました(ご連絡ありがとうございます)。申し訳ありませんが、残念ながら当方はやはり中国語を理解できないため該当動画の内容把握には字幕に頼らざるを得ず、独力では動画自体の内容を直接理解することができません。そのためみなさま各自で当該内容をご覧いただけましたら幸甚です。該当URLは本投稿下の“コメント”欄にあります)

成績優秀を誇示している以上、彼の高校の校内基準では普通の大学には指定校推薦で入学できる程度ではあったようだが、結局は北京大学入学は国費とはいえ個人的なコネによる推薦合格扱いだったようだ。ある選択肢への挑戦を捨てて能力・時間などの資源を集中することが別の実績の主因となることも多く、我田引水の印象が拭えない。本書の描写から察するに、こんな若いうちから(しかも「行動が重要」という座右の銘を持つ著者自身が18歳の当時に決断した上で)挑戦しなかった道についてすら「やればできた」かのように膨らませて語ってまで自己の能力を顕示しようとしているかのように見えなくもない。申し訳ないがどれほど難しい挑戦と成果の実績が他にあろうとも、個人的にはもしも著者が本当にこのような人物であるのならば日本の国家の命運を彼に委ねたいとは思わない。中国人にはこの論理が通用したのだろうか。

また、現在の肩書についても、米国行きを匂わせながら(こちらも行動重視のポリシーに反して)なぜ直行しないのかなど説明不足な部分が多い。「中国で話題になってメディアでコメンテーターをしているけれども学術実績の評価が不明な日本人」と見えなくもない(真偽は今後の彼の言動で判明すると思うが)。これは本文で自分の研究内容をほとんど説明していないことが原因かもしれない。なお国際関係の学部とのことだが、彼の卒論・修論の内容(思想)、学部での成績は一切記載なし。厳しい言い方だが、これでは若いころから国費留学の機会を得て語学を頑張って注目されたという実績でしかない。正規の留学生は学位や学術論文での実績も当然求められる世界であり、彼自身もそれを分かってその世界に残ったはず。

彼が主張するように現地で影響力があるのならば、日中国家間の外交関連や企業の中国進出の通訳や助言の機会もあるだろう。しかしそれは学術上の実績とはまた異なる。能力がありながら留学先で学術実績を優先するためにどの国であってもメディア露出を徹底的に避ける日本人学生も多い以上、その生き方を彼が好んで選んだとしか言えないし、「混迷する日中間における唯一無二の救世主だ」と日本メディアが絶賛してブームを作って持ち上げるにはまだ早い感がある。18歳で異国にわたった本人には真剣な努力が当然あっただろうが、中国に限らずこういう留学経験者や帰国子女の真贋の鑑定には、多くの同世代の似た経験を持つ人物のサンプルが一定数出揃い、しかもその中で明らかに抜群である実績を提示できるか40歳近くまで待って見極めるべきではなかろうか。

基準を約40歳とする理由は、彼のように早期の国費留学自体が運によるし、例えば東大経由で海外に行く順番が彼の経験と前後したり、または彼が捨てた日中以外の第三国での滞在経験で視野を広げた後で日中関係に専門を絞り込む人物なども公平に実績を評価すべきと思うからだ。これは、加藤氏が日中両国を経ての米国行きの志向を明言していることからも、(日中米3国を経た上での実績が形になる時期を思えば) 妥当な評価基準ではなかろうか。現状では例えば日本の文系の国立大学で教授に昇進し始める時期なので、業績が部外者にも見えやすくなる頃だろう(もちろん縁故の可能性も排除できないが、簡略化のため割愛)。

それまで評価が保留されるとしても、一生かけて極限まで時代の限界に挑戦し続け他の追随を許さない成果を勝手に実現していけばいいだけであり、周囲の嫉妬やら「日本社会の同調圧力」(←著者が多くの場面で好む表現)などとは全く関係がない。この若さで既に他人の評価を気にせずに傷だらけになりながらも堂々と走れないのならば、それまでの器だったというだけだろう。自分は未来の国家レベルの担い手に値すると自賛する以上、我々の前に卓越した実績を見せてくれれば分かりやすい、というだけの話だ(過去の世代のリーダーの選ばれ方が不透明すぎたと思う)。30歳前で異国で一定の評価を得るのはたしかに尋常ではないが、彼のセレブ化も偶然に大きく依存しており、まだ「早めにマスコミ露出で目立って頭一つ抜けたランナー」というあたりで評価を止め過度に期待もせずしばらく様子見しておくのが妥当なところではないだろうか(著者自身もこの評価の妥当性を理解できるはず)。

それと、ナイキと契約して全身ナイキでジョギング振興に協力しているだとか反日騒動の時期のシドニーマラソンに参加していたとか、この人って一体誰だっけ?と思わせる記述が多いため、勘違いセレブと誤読されかねない言動が嫌いな人は本書を読まない方がいいかもしれない。冒頭部分の貧困を強調しておいて終わりの方にセレブ女優たちとの交流を意図的にいろいろ記載することも含めて。

※追記  
ここまで書いて気付いたのだが、彼が北京大学を強調するので研究者としての本分を評価対象とすべきだと考えていたのがそもそも誤りだったのかもしれない。つまり、彼は単なる留学生であって、現地報道で現地語で意見を実名で表明しただけのアルファブロガーでしかない。本人にとっても「北京大学・慶應義塾研究員」などの肩書は便宜上のものであって学術上の業績で評価されるのが不本意かもしれない。過去にも他の国でそういう人はいたが、中国に関しては珍しいというだけだから変に学者扱いに分類してくれるなと。

だがもしそうならば「現地語を使う政治漫談が好きな高城剛(←他意はない)」のような道へ進みかねないわけで、なおさらいろんな意味での警戒と真贋(思想背景や言動の定点観測を含む)検証への長い時間が必要になる。もしもマスコミに登場しては学術的な裏付けもなく表面的に無難なことを解説する人間がいても、それがその人物に「リーダーの器」がある証明とは限らない(フォロワーの人数ではなく、彼が個別の論点をどのように表現しつつ論駁したかを時系列で検証する必要がある)。

最後に、ことさらに経歴をごまかす小細工もせず堂々と海外で勝負し、分野の境界すら軽々と乗り越え良くも悪くも日本人を理由とせずに最高の成果を積み上げていく人材。そして、あまりに多様で評価基準自体が無意味に思えるようなさらに尖った人材。私はそんな人々の無数の出現を強く期待している(しかも私の知る限り、彼の世代にも既に何人も出現している)。加藤氏個人の主張には上記以外の箇所にも論理的に違和感が残ることもあり、彼がそれに該当するかどうかの判断にはまだ十年単位の時間が必要なのではないか、というのがこの本を読む限りでの正直な感想だ。
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114 人中、84人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
がっかりした 2011/8/29
本のタイトルに期待したのですが、読んでみて正直、がっかりしました。
”われ日本海の橋とならん”と言うタイトルなので、日中間および
日本人と中国人の間にある、わだかまりや誤解を解いて、相互理解を
深める具体的な活動手段等を期待したのですが、本書の内容は、
・現代中国の実情
・著者が北京大学へ留学することになった経緯や現在の活動内容
・中国ネットメディアの状況
・最後は、「気合だ、気合だ、気合だ」の精神論で終わっている。
著者が、”・・・橋とならん”がための具体的な活動内容の紹介は無い。
中国ウオッチャー,加藤嘉一ウオッチャーの小生にとっては、
全く内容不足の本であった。

”加藤嘉一”入門書程度だな。

しかし、著者は、何歳まで「僕は・・・、僕は・・・」と主語に”僕”を使うのか?
文章がつたなく感じられる。社会人なら、”私は”と言うべきである。
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