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われわれはどこへ行くのか? (ちくまプリマー新書)
 
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われわれはどこへ行くのか? (ちくまプリマー新書) [新書]

松井 孝典
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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われわれはどこへ行くのか? (ちくまプリマー新書) + 松井教授の東大駒場講義録 ―地球、生命、文明の普遍性を宇宙に探る (集英社新書)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

われわれとは何か?文明とは?環境とは?生命とは?宇宙の始まりから人類の運命まで、壮大なスケールの、地球学的人間論。

内容(「MARC」データベースより)

文明とは? 環境とは? 生命とは? 「人間圏をつくって生きているわれわれとは何か?」を問わなければならない。宇宙の始まりから人類の運命までスッキリわかる、壮大なスケールの地球学的人間論。

登録情報

  • 新書: 142ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2007/02)
  • ISBN-10: 4480687548
  • ISBN-13: 978-4480687548
  • 発売日: 2007/02
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ishilinguist トップ500レビュアー
形式:新書
 我々が現代社会に抱える問題に対してどうやって生きていけばいいのかという壮大なテーマに対して、宇宙の起源から説き起こし、現代文明の成立までを大胆に俯瞰する。これを「地球学的人間論」と呼んで、多くの問題はこの観点からしか取り扱うことができないという。活字は大きく、言葉も非常に分かりやすく、高校生くらいでも理解できるだろう。

 我々以外の宇宙は存在するか、地球外生命は存在するか、いわゆる環境破壊問題といった十分大きなテーマに関しても語られ、非常に明快に科学的な知見から論じている。
 本当の知的な興奮というのは、かくシンプルなものかと感心できるだろう。
 
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ib_pata VINE™ メンバー
形式:新書
これまでも『アストロバイオロジー』岩波新書などで語ってきた内容を、筑摩新書らしくよく噛み砕いてサクッと読ませてくれる。最初は狩猟採取生活で他の生物と大差はなかった人間だが、いったん森から出て農耕牧畜を始めることによって、太陽光の反射比率にも影響を与える存在となった、と(森は農耕地よりも反射率は低いですし、地表の成分を海にも流しにくい)。さらに、産業革命以降の急速な物質とエネルギーの移動により、人間圏もストック型となり人口が膨脹した、と。しかし、人間圏がこれ以上、膨張すると、食料が供給できないから、そうなると貨幣経済が崩壊し(ぶっちゃけ紙で食料が変えなくなるから)、あと50年ぐらいで人間圏は終わりになるんじゃないか、みたいな電波っぽいところまで云っちゃいます。

 こうした崩壊をを食い止めるためには、企業の論理っぽい「地球に優しい」という科学的な根拠のない空疎な言葉では難しいし、だいたい地球の歴史は汚染の歴史であった、とまで書くのが痛快なところ。どのみち、わたしたち自身の体の成分も地球からの借り物なのであり、これからの生活もレンタルの思想が必要になってくるんじゃないか、なんてあたりは、問題解決の方法としては直接的ではないし、遠すぎるかもしれないけど、納得的。そしてなぜ、人間圏を延命させるかというと、それは地球以外の生物との出会いを果たし、生物とは何か、という秘密を解き明かし(まだ、基本的には地球型生命しか知らないので、わたしたちは生命とは何かという大問題を、たったひとつのデータでしか分析していなし、それでは比較対照の分析がしようがない、と)、やがては、宇宙の成り立ちまで解き明かしたいから、というのはさわやかな目的です。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By TKMT
形式:新書
以前に松井先生にとっては異色の著作といわれる『コトの本質』を読んでいたので、今回の新書の内容は多少なりとも理解が深まった印象はある。「地球システム」という発想から展開される数多くの議論は勉強になる内容ばかりであった。平易な文章も魅力的だ。本章を通じて強調されているように、21世紀的な問題というべき地球環境問題は、「人間とは何か」、「文明とは何か」そして「地球とは何か」といったより根源的な諸問題に対する明確な取り組みなくしては真の解決に結び付かないとすれば、そこには「地球システム」という発想の意義が十分に理解されなければならないに違いない。そうでなければ、本書のタイトルである「われわれはどこに行くのか?」という問いにもまともな回答を出すことはできないだろう。「地球を知らなければ地球環境問題は議論できない」という問題意識(より正確には危機意識というべきだろう)、「地球も自分の体も、地球のものである」という指摘も示唆的である。更にいえば、社会科学としての経済学を勉強している私にとっては、「いわゆるグローバルスタンダード的な意味での経済的価値観でのみ生き続ければ、地球システムの中で人間圏をいつまでも安定に保つことはできません」(63頁)という発言はことに印象深い。細分化した経済学のあり方に常に批判的に対峙し、より大局的な見地から経済学の理論なり思想を生み出してゆくことは難しい知的作業であるかもしれないが、そうした認識の転換それ自体の要請が増しつつある時代なのではなかろうか。いずれにしても、松井先生のこれまでの思索の一端を分かりやすい「新書」という形でわれわれが接しえることは嬉しい限りである。文章の合間に織り込まれたかわいらしい絵画も本書の理解の一助となるように思う。なお松井先生には「地球システムの崩壊」という最新著(?)もあるそうだ。時間的余裕があればそちらも是非とも読んでみたい。
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視点をマクロに
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新鮮な論理
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