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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
SF古典 傑作の一つ!,
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レビュー対象商品: われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF) (文庫)
高校時代に読んだのですが、映画化に当たり、もう一度読み返してみました。確かに、古さを感じる部分もない訳ではありませんが、それを差し引いてもあまりある作品だと思います。SFと銘打っていますが、ミステリー仕立てになっており、SFファンはもちろんのこと、ミステリーファンの方にも十二分に楽しんでもらえる作品だと思います。 この作品を語る際に欠くことができないのは、やはり「ロボット三原則」でしょう。この「ロボット三原則」が現実をも動かし、「ロボットの時代」(アシモフの作品にもありましたね!)とも言える「現代」の一端を支えていることを考えると、SFというジャンルの大きさ、そして人間の想像力の豊かさ、無限さというものを強く感じました。SFが時代を予見するのはヴェルヌの時代から変わっていません。むしろ、現実こそがこの作品に描かれる「ロボット開発史」をなぞっているように感じたのは、私だけでしょうか。 現実を予見し、現実をリードしているこの作品を、SF古典傑作の一つと言っても過言ではないと思います。
28 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
映画公開にあわせてお化粧直し,
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レビュー対象商品: われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF) (文庫)
今回「決定版」と銘打たれて刊行された本書収録短編の内容についてはすでに旧版のレビューに書いてしまっているので省略。旧版との主な相違点は、会話部分を中心に、訳文の細かなところに修正が施されていることと、瀬名秀明による解説とアシモフの「ロボット/AI作品一覧」のリストが付されている点だ。このところロボット関連の著作が続いている瀬名の解説は、若干力みすぎの部分があるものの、ハーラン・エリスンが手がけた『われはロボット』の脚本や、石川英輔のロボットテーマの作品にも言及するなど、なかなか行き届いていて好感が持てる。 本書の読後、アシモフのロボット作品に興味を持たれた方には、『鋼鉄都市』、『はだかの太陽』などの一連の長編や、短編集『コンプリート・ロボット』を、また、より広くロボット全般について知りたいという方には、瀬名が編者となり、ロボットをめぐる小説と識者のエッセイを大部な1冊のアンソロジーにまとめた『ロボット・オペラ』をおすすめしておきたい。 なお、帯には「映画『アイ, ロボット』の原作」と刷り込まれているが、映画自体は(suggested by Isaac Asimov's book とあるように)、タイトルと登場人物の名前と「三原則」、そして収録短編中のあちこちからアイデアの断片をかき集めて刑事アクション映画に仕立て上げたもので、オリジナルとは別物と考えていい。 いつかハーラン・エリスンの脚本による「われはロボット」を見てみたいものだ。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
われ思う,ゆえに・・・・,
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レビュー対象商品: われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF) (文庫)
本作は,75歳のロボット心理学者スーザン・キャンベルが引退するにあたって,これまでにロボットと関わってきたいくつかのエピソードを思い出しながら,雑誌記者のインタビューに答え,語っていくという体裁をとっている。 ロボット傑作集と銘打たれ,確かにもともとは短編として発表されたものであるのだけれど,本書を出版する際に,それぞれの物語に整合性を持たせ,それぞれの物語が進むごとに,時代が進み,ロボットも進化し,より人間に近づいていくことで,ひとつの統一された長編として読むことができる。 そして各物語において,ロボットの暴走や理不尽な行動が,実は,いずれもロボット三原則に基づいた行動であることを解き明かすミステリーとしても読むことができるが,私は,それにもまして,「人間とは何のか」「神の存在とは」というあの命題についての探求心をくすぐられた。 物語が後半へと進むにつれて,ロボットはますます人間に近づき,ロボット自身が,その能力において人間よりも優れていると考え出す。 外見上人間と全く同じでありながら,「人間に危害を加えてはいけない」「人間の被る危険を見逃してはいけない」という規範を与えられたロボットは,実は理想的な人間であるとも言える。 ロボットを通じて「人間の幸福とは何か」ということについて,物語を楽しみながら自然と触れられる,実はとても考えさせられる作品でもあるのだ。
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