発売決定から随分かかりましたね、待ってて良かったです。
「わるいこと」
「悪い事」は「悪い事」なんです。
何があっても、許される事ではないんです。
取り返しの付かない事は、もう二度と元には戻らないんです。
この作品の中には色々な「わるいこと」が描かれているように
思います。深く読めばタイトルの重さが感じられました。
舞台は現在よりも少し昔。
でもなぜか私には今の世の中に当てはまっているようで、
心が痛かったです。
このような主人公達はきっと現実の世の中にももしかしたら居るんでしょう。
だから気付かないといけないんです。
この1冊は非常に重いです。
1冊完結なので、若干駆け足な展開なところだけ少し残念ですが、
でもとても完成された1冊です。作者の画力は素晴らしいですし、
キャラもしっかりたっています。
内容紹介にある、いわゆる推理小説のようなストーリで事件と解決が
格好良く描かれているものを期待されている方は、少し待って下さい。
多分、このストーリーは表向きはそうでも、内包するものはきっと違います。
今も、何度も読み返しています。読み返せば読み返すほど、
色々なところにちりばめられた"もの"で、最初に読んだときの作品とは
別のものを読んでいる感覚になりました。
amazonでも取り扱いが開始されるのを切に願います。
ぜひ探して、定価で入手なさって下さい。620円です。
(私は他ネット書店で入手しました)
最後に、被疑者の最後の言葉がどういう意味を表しているのでしょうか…