出版社 / 著者からの内容紹介
自他共に認める優秀な介護人キャシー・Hは、提供者と呼ばれる人々を世話している。キャシーが生まれ育った施設ヘールシャムの仲間も提供者だ。共に青春 の日々を送り、かたい絆で結ばれた親友のルースとトミーも彼女が介護した。キャシーは病室のベッドに座り、あるいは病院へ車を走らせながら、施設での奇 妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に極端に力をいれた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちの不思議な態度、そして、キャシーと愛する人々 がたどった数奇で皮肉な運命に……。彼女の回想はヘールシャムの驚くべき真実を明かしていく――英米で絶賛の嵐を巻き起こし、代表作『日の名残り』を凌駕する評されたイシグロ文学の最高到達点
内容(「BOOK」データベースより)
自他共に認める優秀な介護人キャシー・Hは、提供者と呼ばれる人々を世話している。キャシーが生まれ育った施設ヘールシャムの仲間も提供者だ。共に青春の日々を送り、かたい絆で結ばれた親友のルースとトミーも彼女が介護した。キャシーは病室のベッドに座り、あるいは病院へ車を走らせながら、施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に極端に力をいれた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちの不思議な態度、そして、キャシーと愛する人々がたどった数奇で皮肉な運命に…。彼女の回想はヘールシャムの驚くべき真実を明かしていく―英米で絶賛の嵐を巻き起こし、代表作『日の名残り』に比肩すると評されたイシグロ文学の最高到達点。アレックス賞受賞作。
内容(「MARC」データベースより)
全寮制施設に生まれ育ったキャシーは、今は亡き友人との青春の日々を思い返していた。奇妙な授業内容、教師たちの不思議な態度、キャシーたちがたどった数奇で皮肉な運命。彼女の回想は施設の驚くべき真実を明かしていく…。
出版社からのコメント
著者のどの作品をも超えた鬼気迫る凄みをこの小説は獲得している。現時点での、イシグロの最高傑作だと思う
ーー柴田元幸(本書解説より)
英米でベストセラーとなったカズオ・イシグロの最新長篇『わたしを離さないで』は、発売後ただちに《タイム》誌のオールタイムベスト
100(1923~2005年発表の作品が対象)に選ばれる快挙を成し遂げただけでなく、《ニューヨーク・タイムズ》《パプリッシャーズ・ウィークリ ー》《シアトル・タイムズ》《グローブ・アンド・メール》の主要紙誌においても2005年のベストブックの一冊に選定された。また、ヤングアダルトの読 者に読ませたい成人図書に与えられるアレックス賞を受賞したほか、ブッカー賞、全米批評家協会賞、コモンウェルス賞、BBCブッククラブ賞の最終候補に もなるなど、2005年に発売された英語圏の小説でもっとも話題になった一冊だ。
ーー柴田元幸(本書解説より)
英米でベストセラーとなったカズオ・イシグロの最新長篇『わたしを離さないで』は、発売後ただちに《タイム》誌のオールタイムベスト
100(1923~2005年発表の作品が対象)に選ばれる快挙を成し遂げただけでなく、《ニューヨーク・タイムズ》《パプリッシャーズ・ウィークリ ー》《シアトル・タイムズ》《グローブ・アンド・メール》の主要紙誌においても2005年のベストブックの一冊に選定された。また、ヤングアダルトの読 者に読ませたい成人図書に与えられるアレックス賞を受賞したほか、ブッカー賞、全米批評家協会賞、コモンウェルス賞、BBCブッククラブ賞の最終候補に もなるなど、2005年に発売された英語圏の小説でもっとも話題になった一冊だ。
著者について
1954年11月8日長崎生まれ。1960年、五歳のとき、海洋学者の父親の仕事の関係でイギリスに渡り、以降、日本とイギリスのふたつの文化を背景に育つ。その後英国籍を取得した。ケント大学で英文学を、イースト・アングリア大学大学院で創作を学ぶ。一時はミュージシャンを目指していたが、やがてソーシャルワーカーとして働きながら執筆活動を開始。1982年の長篇デビュー作『遠い山なみの光』で王立文学協会賞を、1986年発表の『浮世の画家』でウィットブレッド賞を受賞した。1989年発表の第三長篇『日の名残り』では、イギリス文学の最高峰ブッカー賞に輝いている。
その後、『充たされざる者』(1995)、『わたしたちが孤児だったころ』(2000)(以上、すべてハヤカワepi文庫)を発表しそれぞれ高い評価を受けた。2005年に発表した本書は英米の各紙誌で絶賛され、世界的なベストセラーとなった。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。
その後、『充たされざる者』(1995)、『わたしたちが孤児だったころ』(2000)(以上、すべてハヤカワepi文庫)を発表しそれぞれ高い評価を受けた。2005年に発表した本書は英米の各紙誌で絶賛され、世界的なベストセラーとなった。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
イシグロ,カズオ
1954年11月8日長崎生まれ。1960年、五歳のとき、海洋学者の父親の仕事の関係でイギリスに渡る。ケント大学で英文学を、イースト・アングリア大学大学院で創作を学んだ。初めはミュージシャンを目指していたが、やがてソーシャルワーカーとして働きながら執筆活動を開始する。1982年の長篇デビュー作『遠い山なみの光』で王立文学協会賞を受賞。つづいて、1986年発表の『浮世の画家』でウィットブレッド賞に、1989年発表の第三長篇『日の名残り』ではイギリス文学の最高峰であるブッカー賞に輝いている。その後、『充たされざる者』『わたしたちが孤児だったころ』を発表し、それぞれ高い評価を受けた。『わたしを離さないで』で、アレックス賞受賞
土屋 政雄
1944年生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1954年11月8日長崎生まれ。1960年、五歳のとき、海洋学者の父親の仕事の関係でイギリスに渡る。ケント大学で英文学を、イースト・アングリア大学大学院で創作を学んだ。初めはミュージシャンを目指していたが、やがてソーシャルワーカーとして働きながら執筆活動を開始する。1982年の長篇デビュー作『遠い山なみの光』で王立文学協会賞を受賞。つづいて、1986年発表の『浮世の画家』でウィットブレッド賞に、1989年発表の第三長篇『日の名残り』ではイギリス文学の最高峰であるブッカー賞に輝いている。その後、『充たされざる者』『わたしたちが孤児だったころ』を発表し、それぞれ高い評価を受けた。『わたしを離さないで』で、アレックス賞受賞
土屋 政雄
1944年生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)