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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
まれに見る北朝鮮本・元気もらえます!,
By ロバの王子 (福岡県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: わたしは、こうして北朝鮮で生き抜いた! 「脱北」した元在日朝鮮人が明かす「統制経済」が崩壊した後の北朝鮮の庶民の生活 (単行本)
星の数ほどある脱北者の手記の中では、本書は異彩を放っている。一種爽快な読後感が得られるのがうれしい。その理由(ひいては本書の魅力)は以下のとおりである。 1)北朝鮮の麻痺した物流機構を逆手にとってビジネスを行い、同国内の基準では豊かな生活を送っていたこと(北朝鮮でのビジネスとはどういうものかが詳しく書かれており、本書の情報的価値を高めている)。 2)著者は、60年代初頭の「帰還運動」で日本から北朝鮮に渡っている。大抵の帰還者は、日本より豊かで差別がないことを信じて帰還しているが、著者は日本にいるときから半分デマだろうと推測していたこと(また、帰還者が政治的経済的に苦境に立った理由として、帰還者側の順応性のなさをあげている点も見過ごせない。さらに、帰還者に対しては物資不足の中、地元の人々ができる限りの配慮を行っている点もきちんと指摘している)。 3)今日の北朝鮮の惨状が起こった理由として、強固な基盤を持たない金正日体制になって以来、部門間で競争させ、それが部分最適化→全体最悪の結果につながり、全てがうまくいかなくなったと指摘する(著者の証言がこのことに具体的な骨肉を与えている)。 以上から、本書は「最も脱北しそうにない人が書いた脱北者の手記」といえるだろう。
5つ星のうち 5.0
救われました,
By 昔少女 (神奈川県川崎市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: わたしは、こうして北朝鮮で生き抜いた! 「脱北」した元在日朝鮮人が明かす「統制経済」が崩壊した後の北朝鮮の庶民の生活 (単行本)
こんなひとが居たんですね〜北朝鮮の本といえば、餓死、拷問につぐ拷問、浮浪児の群れ、栄養失調の子供、ふんぞり返る役人、いやというほど残虐シーンを見せつけられ、恐怖と不快感で辟易とするのが定石。 この本は明るい。しかもチョイワルの主人公が此の国でサバサバと裏口を見つけては生き延びる。サバサバサバイバル・・。 人民も純情なくらいまっすぐで一生懸命生きていて、日本の戦後の、モノはないけど心の錦、みたいな善人ばかりで納得。 なんといっても悪党はトップのおぼっちゃまと取り巻き、そしてそれを崩さない仕組みなんだとよくわかる。 いわば民族愛の指南書。 この勇敢で聡明なチョイワルオヤジのその後が知りたくなる、頭も心もスカッと軽くなる魅力的な一冊でした。感謝!
5つ星のうち 4.0
本の信憑性は非常に高い,
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レビュー対象商品: わたしは、こうして北朝鮮で生き抜いた! 「脱北」した元在日朝鮮人が明かす「統制経済」が崩壊した後の北朝鮮の庶民の生活 (単行本)
批判するものでも礼賛するものでも、北朝鮮本は、那辺に信憑性があるか 判断せねばならない。 その点、この本の信憑性は非常に高い。 その理由の一つが、北から亡命した かつての最高幹部で、主体思想の 確立者である黄長'yopu氏を、 痛烈に批判していることである。 同じ脱北者でも、黄長'yopu氏は許せない というのはよくわかる。 著者によれば、北の体制が、 ガタガタになり始めたのは、 1985年頃からだという。 その頃までは。機能していた という方が驚きでもある。 1985年といえば、1950年から 始まった日本からの帰国事業が、 終わった翌年ということになる。 賄賂の横行する北の闇商売で命をつないだ 筆者が学んだことは、 「人は金では動かない、信用で動く」 ということだったというのは、胸にせまるものがある。 北の人々には、自ら国を変えて行く力がある。
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