料理研究家やモノに一家言ある人、スタイルのある人の台所を見るのは
とても楽しく、参考になるので同趣旨の本をいろいろ見てますが
全部イラストっていうのははじめて見ました。
これが残念ながらわかりにくい!
「換気扇は毎日掃除するのでとってもきれい!」とか
「お気に入りの器」「モロッコのブルータイル」とかを
イラストで説明されても伝わらないのです。
けっしてイラストレーターのせいではなく
台所の俯瞰図や引き出しの中身、冷蔵庫の中にあるもの、家具の配置や
お気に入りの食材まで、とても丁寧に書かれていて好感が持てます。
しかし、写真ならば、その空間が持つ空気感や質感、距離感、
光のまわり方、素材やパッケージの見え方などまで一目瞭然であり
そういったものの渾然一体になった空間が台所なのだと
あらためて思わされた次第。
解説やポイントごとの説明を重視してイラストという
手段を取ったのでしょうが、隔靴掻痒な印象でした。