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わたしのリハビリ闘争 最弱者の生存権は守られたか
 
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わたしのリハビリ闘争 最弱者の生存権は守られたか [単行本]

多田 富雄
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

世界的な免疫学者である著者は、脳梗塞を患って以来、リハビリによって障害と闘いながら、かろうじて執筆活動を続けてきた。ところが2006年4月、厚労省の保険診療報酬改定によってリハビリ打ち切りという思わぬ事態が生じた。現場の実態を無視した医療費削減政策の暴走、弱者切り捨ての失政に怒った著者は、新聞への投書を皮切りに立ち上がった−−。本書は1年余にわたる執筆・発言をまとめた闘争の記録であり、病床と車椅子の上から発せられた“命の叫び”である。

内容(「BOOK」データベースより)

世界的な免疫学者である著者は、脳梗塞を患って以来、リハビリによって障害と闘いながら、かろうじて執筆活動を続けてきた。ところが二〇〇六年四月、厚労省の保険診療報酬改定によってリハビリ打ち切りという思わぬ事態が生じた。現場の実態を無視した医療費削減政策の暴走、弱者切り捨ての失政に怒った著者は、新聞への投書を皮切りに立ち上がった―。本書は一年余にわたる執筆・発言をまとめた闘争の記録であり、病床と車椅子の上から発せられた“命の叫び”である。

登録情報

  • 単行本: 172ページ
  • 出版社: 青土社 (2007/11/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4791763629
  • ISBN-13: 978-4791763627
  • 発売日: 2007/11/19
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本書は、免疫学の多田富雄氏による2006年の医療保険の診療報酬改定におけるリハビリ日数制限撤回運動の政府・厚生労働省批判および提言の論跡をまとめものである。
『朝日新聞』や、『世界』等の雑誌で展開した論戦が、当時の状態で収載されている。
 患者の立場から、今まさに死の宣告であるリハビリ停止宣言を受けたその当時の危機感の中からの多田富雄氏の叫び記録されている。
 内容は、是非直接読んでいただきたいが、中医協の土田委員長の働きによる患者の側に立った再改定に至る経過と、リハビリ専門学会の奇妙な動向に注目して、本書を味読していただければとと考える。
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26 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 佐藤弘弥 VINE™ メンバー
形式:単行本
世界的な免疫学者多田富雄氏は、2001年、脳梗塞で左半身のマヒと声を失い、前立腺癌と闘いながら、リハビリ難民と呼ばれる社会的弱者の先頭に立って厚労省による容赦のない患者切り捨ての政策の白紙撤回を叫んでいる。

何と、高潔な人生だろう。ハンディを負った「知の巨人」の凄まじい生き様に読者は何を見るだろう。

氏は今この時も、生と死の間(はざま)にあって、少しもたじろがず、リハビリ闘争の先頭に立ち、前に向かって歩み続けておられる。その生き様を目の前にし、私は正直、知の求道者にでも出会った気になる。読みながら勇気が湧いて来る。そして氏の思考の中に、「日本の未来」と「日本人の生の哲学」と「日本文化の潜在的可能性」を感じた。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By edge walker トップ1000レビュアー
形式:単行本
前政権主導で行われた健康保険の診療報酬改定についての問題点を、医師であり、世界的な免疫学者である多田氏がつづったものです。
著者は免疫T細胞を発見した世界的にも有名な医学者ですが、脳梗塞により半身麻痺となりました。
その後もリハビリ治療により回復していたのですが、06年の法改正によりリハビリが受けられなくなり、その法の問題点を本書で指摘しています。

当事者であり、医師としてのある種の専門家でもある著者の言葉はリアリティがあり、また本文全体にやりようのない怒りに満ちていました。
確かにこの制度改悪は様々な問題点を含んでいます。

著者は、政府がこうした政策を実施したのは厳しい競争社会の中で役に立たない弱者を排除すること、そしてそれにより将来の国民皆保険崩壊の布石とすることにあるのではないか、と語っていました。
皆保険がなくなれば民間の保険に加入するしかなく、アメリカのように盲腸の手術で200万と高額な医療費を払うこととなり、一部の特権的富裕層しか医療にかかることができなくなります。
また足手まといとなる障害者を排除して、将来に心置きなく戦争を行う準備の一環ではないか、としていました。
今の日本からすると信じられない話ですが、著者の文面は非常に説得力がありました。

「たかがリハビリ」、健康な者にとってはリハビリ医療は実感の湧かない、他人事のようなことだと思います。
しかし高齢者は明日の自分であり、障害者はいつか来る未来の自分や家族の姿なのかもしれません。
そうした人々が元気で、心安らかに暮らせない世の中は、結局の所自らの首を絞める事になる、と切に思います。

それにしても、本当にこの本の内容のとおりなら、日本は相当にひどい状態にあると思います。
著者の苦しさと無念を思うと読み進めるのが苦痛でした・・・。
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