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わたしのグランパ
 
 

わたしのグランパ [単行本]

筒井 康隆
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)

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第51回(1999年) 讀賣文学賞小説賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

刑務所からお祖父さんがやって来た! 中学生の孫娘と侠気溢れる男が繰り広げる大活劇。満を持して挑んだシリアス・ジュブナイル

登録情報

  • 単行本: 142ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1999/08)
  • ISBN-10: 4163186107
  • ISBN-13: 978-4163186108
  • 発売日: 1999/08
  • 商品の寸法: 18.8 x 11.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 753,368位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 格好いいじいさん, 2004/2/15
レビュー対象商品: わたしのグランパ (単行本)
こんなじんさんになりたいと本気で心に誓った私はおバカさんでしょうか?でも、そうなんだもん。菅原文太と石原さとみの主演で映画化されDVDも出ているのでそれも観てみたいが、相変わらず邦画のDVDは高いなあ。映画を観た方は原作もどうぞ。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 登場人物が魅力的!ホロっとしました。, 2002/11/2
By 
街道を行く (大阪府) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)    (殿堂入りNo1レビュアー)   
筒井康隆の作品では、少女を主人公にした小説に「時をかける少女」や「家族八景」等があります。「わたしのグランパ」も中学生の珠子が主人公です。
SFの要素はなく、少女と破天荒なおじいちゃん(グランパと彼女が呼んでいる)のふれあいを描いた物語です。

グランパは、導入部では、噂だけで登場します。おばあさん、父親、母親がいつか帰ってくグランパを噂し、珠子がどんな人か推理するところから始まります。グランパは、今ではすっかりいなくなった侠気を持った人で、グランパが戻ってきてからは、珠子の抱えていた問題が次々と解決され始めます。

どうも珠子だけではなかったようで、町中が、なんとなく暖かな雰囲気になっていくようです。
筒井康隆の描くグランパと珠子、珠子が知ったグランパの友人たちは何れも魅力的で、ホロっとしてしまいます。

ちょっと肩の荷を降ろして、心をリフレッシュしたいような時に相応しい小説だと思います。分量も140ページ程度で、文字も大きいので、気持ちが疲れたとき等にお読みになられると良いと思います。

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 筒井康隆らしからぬわかりやすさ。ほのぼのとした味があり、胸に沁みる余韻の残る作品, 2008/10/18
By 
gl510 - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
筒井康隆は、基本的には、簡潔な文体の作家だと思うのだが、文体に独特のクセがあるため、簡潔明瞭とはいい難く、読みにくいところのある作家であり、ときには、一般人の理解を越えた作品を書く人でもある。 

そんな筒井康隆が、断筆宣言を経て、執筆再開後に書いたのが、この作品であり、この作品は、正真正銘、簡潔明瞭で、本当に読みやすいというだけでなく、ほのぼのとした味があり、胸に沁みる余韻の残る作品に仕上がっている。文体、ストーリーとも、筒井康隆らしからぬと思えるほどの、このストレートなわかりやすさは、これがジュブナイル小説であるということが最大の理由ではあるのだろうが、断筆宣言を経て、歳も取り、何か、心境の変化でもあったのだろうかと思わせるところもある。こうした作品は、もしかしたら、生粋の筒井康隆ファンからしてみると、「こんな毒のない小説は、筒井康隆ではない」と思ってしまうところがあるのかもしれないが、私のような、しばしば、筒井康隆の文体や作品のわかりにくさ、取っ付きにくさに共感できないでいた一般の小説ファンからすると、筒井康隆が、若いときからこのような作品を書いていたら、もっともっと一般受けする作家になっていたのではないかとも思うのだ。

この文庫本に一つだけ注文を付けるとしたら、サイズの大きな文字でもわずか全147ページにしかならないこの作品は、本来であれば、他の作品と組み合わせて文庫本とすべきような完全な中編作であり、文庫本としてはあまりに極薄で、割高感があるということくらいだろうか。
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