Amazonの[商品の説明]には載っていませんが、実質上『ここは魔法少年育成センター』の4巻、いや4冊目にあたります。
イクセンシリーズとは登場人物・舞台とも全く異なるため、1冊モノとしても非常に満足のいく読み応えではありますが、いくつかの箇所において、イクセンシリーズを読んでおかないと若干わかりづらいのも確かです。
タイトルと表紙を見るにつけ、いくらか青春物としての表現にストレートすぎるきらいがあり、それがかえって「商品」として若干ハンデを負っている印象を受けました。…が、やはり久美先生の青春物は一筋縄ではいきません。ぱっと見はベタ。内容は………凄!(他になんと言い表したものか?ハチャメチャ?)。
本書を読んだ方は、久美沙織という作家に呆れ果てるだろうと思います。かつてブラウン管(ブラウン管という表現こそ正しいと私は信じる)の中で活躍した「アノカタタチ」の分身をこぞって登場させてしまうのですから。「…久美先生はやっちゃうヒトだな」イクセン3でも石ノ森ネタをドカンとかましてくれましたが、今回も呆れます。“一粒涙がこぼれちゃう”ネタは一体どれだけの読者が理解したのでしょう?私は堀江美都子ファンであったため、ぎりぎり気付けましたが…(笑)。対象年齢はいくつなんだ???
執筆中だという『ここは魔法少年育成センター』の4巻では、ぜひ天使たちも登場させて欲しいものです…。できれば、エイラン、クロウ、レオさまの三角関係(レオ×エイラン含む)なんか見たいですなーーー。