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わたしたちに許された特別な時間の終わり (新潮文庫)
 
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わたしたちに許された特別な時間の終わり (新潮文庫) [文庫]

岡田 利規
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

商品の説明

第2回(2008年) 大江健三郎賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

「あ始まったんだねやっぱり戦争」----イラク空爆のさなか、渋谷のラブホで4泊5日。

岸田戯曲賞受賞、「チェルフィッチュ」で演劇界に衝撃を与えた新鋭が、小説の世界に切り拓いた新しい地平。各紙誌絶賛!

第二回大江健三郎賞受賞作。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。


登録情報

  • 文庫: 184ページ
  • 出版社: 新潮社 (2009/12/24)
  • ISBN-10: 4101296715
  • ISBN-13: 978-4101296715
  • 発売日: 2009/12/24
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By aquatio VINE™ メンバー
形式:文庫
これはなんとも奇妙で、斬新な話だなぁ。このスタイルこそ、まさに現代の純文学なのかもしれない。いつ終わるともなく、まるで酒場の隣の席の知らない人が、だらだら物語るように、でも、その話は面白く、興味深く、でもだらだらだらだら独白するように続く。
いつの間にか、話は隣の別の人が受け取ってしているような。
途切れなく、ふと気がつくと視点が、話し手が、かわって行く。世界を見る目が違う角度になっている。でも、同じ空間と時間を共有して、こちら側とあちら側とから見ているような。
とっても不思議で、実験的で、斬新で、面白い小説でした。

ならなんで、☆4つかって。。。
正直、巻末の大江健三郎の解説が、語りすぎなんだともう。
大江健三郎賞受賞作だし、大江が語りたい気持ちはわかる。
別の見方をすれば、小説買ったつもりが、なんと大江のエッセイまで付いてくると思えば、2倍おいしいのかもしれない。
でも、語りすぎだよ。絶対に先に読んではいけない。先に読んだら、もうそうとしか読めなくなります。いささか大江も年をとり、おせっかいになったのか。非常に興味深い解説であり一級のエッセイなんだけど、やっぱりこれは別のところでいいよ、と思う。

だからごめんね。
☆一個減らした。人によっては、逆に(大江の文章を読めて)☆一個増やすかもしれないけど。
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
私たちは多くの時間を過ごす。そして、大概の時間は、日々の営みに撲殺されてしまう。ただ、その時間の中で、ある一瞬、ほんの一時はまるで神様から祝福を受けたように特別に許されたような奇跡的な時間がある。そして、そんな幸福に満ちた時間は永続的に続く訳もなく、必然として終わってしまい、また日常に埋没してしまう。

そんな、お話でした。

読んでて、気持ちがヘコミんだり、テンション上がりまくったり、でもやっぱり最低の気分になったり、感情の起伏が激しくなってしまいました。

文体がかなり変です。新しいといえば新しいかもしれませんが、へたくそといえば、へたくそなのかもしれません。ただ、私は内容も当然ながら、あの変な文体が大好きです。

品質は保障しませんが、面白いと思う人は、かなり面白いと思います。(当たり前ですけど…)
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15 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By cobo
形式:単行本
豊崎由美さんの書評でかなり評価された紹介のされ方をしていたのと、絶妙に私の心をくすぐるタイトルの付け方でしたので、読みました。

ですから著者の背景等全く、いつもの通り分かりません。恐らく私より若い書き手さんの様な印象を受けました。

読んだ結果は悪くなかったです!ただし、素晴らしいとまではいかない微妙な感覚です。

視点が一定せずに(一定させる良さも、一定させない良さももちろんある事は分かるのですが)俯瞰した神の視点をとったり、急に段落が変わった瞬間から男の視線になり、また暫くすると急に相手の女の1人称になったり、とめまぐるしく変化しながらも、とても読みやすく、先へ先へと思わずにはいられない引き込むチカラもあります。また、思考を文章化させるテクニックは素晴らしいモノもあります、もちろん好みの問題もあって、私個人の好みで言えば、やはり思考の文章化には金井美恵子には敵わない感じですが、好感が持てました。

ストーリーとしては淡々としたものなのですが、ディティールにこだわったなんともいえない、細かい砂を目の粗いザルですくわなければならない状態に陥った様な、何処にもいけない閉塞感がとてもリアルな作品でした。その閉塞感を少し、ほんの少しだけこじ開けそうになる瞬間と、また閉じてゆく(あけ続けようという努力はしないし、したくない)時間を感じながらも抗わない感覚を、タイトルが示しています。

しかし、もう少し物語の起伏のフックが弱く(若年者だけしか引っかかりにくいと思う、もしくは私が年齢を重ねてしまっただけなのだろうか?)そこが評価の分かれるところでしょうか?

日常の無力感を感じている方にはオススメです、が、それなら金井美恵子著「軽いめまい」の方が上なのですが、そこは若者の無力感を感じたい方としておきます。
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最近のカスタマーレビュー
小説として、どうなのか。
芝居で観れなかったので、
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独白的な文章だけでつづられ、
会話はない。... 続きを読む
投稿日: 2009/5/17 投稿者: teeakira
フツーの小説だと思って読むと抵抗が多かろう
小劇場演劇を割とそのまま小説にした感じが色濃い。
個人的にはニート世代の厭世的な気分が良く出ていると思うが... 続きを読む
投稿日: 2008/9/12 投稿者: アジアの息吹
大江賞に見合う駄作
第2回大江健三郎賞受賞作らしい。第1回受賞作は読んでいない(何だったかも覚えていない)。今回は、「それに釣られて」読んでみた。... 続きを読む
投稿日: 2008/6/11 投稿者: 野火止林太郎
この「リアル」な日常から何が生まれるのだろう
大江健三郎賞を受賞したということでこの本をよむ人は少なくないでしょう。私(65歳)もその一人。で、言葉の力に期待しておられる大江さんだけあって、高質な文学と評価し... 続きを読む
投稿日: 2008/5/25 投稿者: tomo1943
この表現は狙いすぎ
「演劇界の芥川賞」第49回岸田國士戯曲賞の小説化というふれこみとタイトルに惹かれて読んだけど、読破はつらく、読後になにも残りませんでした。... 続きを読む
投稿日: 2008/3/14 投稿者: taiiida
「小説」ではない小説
「『小説』と言う体を為していない」という言葉ほど、この著者に対する称賛はあり得ない。... 続きを読む
投稿日: 2007/4/22 投稿者: 琉
愛さずにはいられない
観る者を震撼させてきた「ゆらゆら劇」の作家・演出家、岡田利規の強烈すぎる小説デビュー作。... 続きを読む
投稿日: 2007/4/17 投稿者: まめex
「独り言」ですか?
純文学と言うか・・・「わたしたちに許された特別な時間の終わり」の印象ですけど・・・どっちかと言うと「独り言」か?... 続きを読む
投稿日: 2007/3/9 投稿者: driven
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