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わたしたちに許された特別な時間の終わり
 
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わたしたちに許された特別な時間の終わり [単行本]

岡田 利規
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)

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第2回(2008年) 大江健三郎賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

「あ始まったんだねやっぱり戦争」----イラク空爆のさなか、渋谷のラブホで4泊5日。

岸田戯曲賞受賞、「チェルフィッチュ」で演劇界に衝撃を与えた新鋭が、小説の世界に切り拓いた新しい地平。各紙誌絶賛!

第二回大江健三郎賞受賞作。


登録情報

  • 単行本: 151ページ
  • 出版社: 新潮社 (2007/2/24)
  • ISBN-10: 4103040513
  • ISBN-13: 978-4103040514
  • 発売日: 2007/2/24
  • 商品の寸法: 19.4 x 13.4 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 実に実に奇妙で面白く、まさに現代のお話。。。ただ一点, 2010/6/3
By 
aquatio "hirosi" (東京都港区) - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)    (VINEメンバー)   
これはなんとも奇妙で、斬新な話だなぁ。このスタイルこそ、まさに現代の純文学なのかもしれない。いつ終わるともなく、まるで酒場の隣の席の知らない人が、だらだら物語るように、でも、その話は面白く、興味深く、でもだらだらだらだら独白するように続く。
いつの間にか、話は隣の別の人が受け取ってしているような。
途切れなく、ふと気がつくと視点が、話し手が、かわって行く。世界を見る目が違う角度になっている。でも、同じ空間と時間を共有して、こちら側とあちら側とから見ているような。
とっても不思議で、実験的で、斬新で、面白い小説でした。

ならなんで、☆4つかって。。。
正直、巻末の大江健三郎の解説が、語りすぎなんだともう。
大江健三郎賞受賞作だし、大江が語りたい気持ちはわかる。
別の見方をすれば、小説買ったつもりが、なんと大江のエッセイまで付いてくると思えば、2倍おいしいのかもしれない。
でも、語りすぎだよ。絶対に先に読んではいけない。先に読んだら、もうそうとしか読めなくなります。いささか大江も年をとり、おせっかいになったのか。非常に興味深い解説であり一級のエッセイなんだけど、やっぱりこれは別のところでいいよ、と思う。

だからごめんね。
☆一個減らした。人によっては、逆に(大江の文章を読めて)☆一個増やすかもしれないけど。
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 新たな才能の出現と見た, 2010/2/4
私たちは多くの時間を過ごす。そして、大概の時間は、日々の営みに撲殺されてしまう。ただ、その時間の中で、ある一瞬、ほんの一時はまるで神様から祝福を受けたように特別に許されたような奇跡的な時間がある。そして、そんな幸福に満ちた時間は永続的に続く訳もなく、必然として終わってしまい、また日常に埋没してしまう。

そんな、お話でした。

読んでて、気持ちがヘコミんだり、テンション上がりまくったり、でもやっぱり最低の気分になったり、感情の起伏が激しくなってしまいました。

文体がかなり変です。新しいといえば新しいかもしれませんが、へたくそといえば、へたくそなのかもしれません。ただ、私は内容も当然ながら、あの変な文体が大好きです。

品質は保障しませんが、面白いと思う人は、かなり面白いと思います。(当たり前ですけど…)
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25 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「小説」ではない小説, 2007/4/22
レビュー対象商品: わたしたちに許された特別な時間の終わり (単行本)
「『小説』と言う体を為していない」という言葉ほど、この著者に対する称賛はあり得ない。

私たちの非政治的状況を活写することによって、非政治的であることの政治性を浮き立たせる独特な劇作法を高く評価したい。
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