読んでみて、彼女の中身は本当に普通の女の子なんだなと思いました。
むしろ、人一倍、フェミニンなタイプかもしれない。
この本には 男の子らしくして欲しいという母親との葛藤はありつつも、男子校時代に良い仲間に恵まれてきたことが綴られていました。
それは、体は男でも心は女の子、そんな個性を持った自分でも認めて欲しい、と彼女が一生懸命ちゃんと自分のやるべきことをやってきたから。
大変な手術のこともとても詳しく専門知識も込みで書いてあって、本気で性転換を考える人の参考文献にもなるかと思いました。
自分の境遇に対して不満を持つだけじゃなく、彼女は腐らずに、それを乗り越えようと必死に頑張って解決策を探して行動に移してきました。そして結果としてそれが強運につながっている。この若さのわりに、芯の強い生き方がとっても素晴らしい。誰にでもできるようなことじゃない。
彼女と同じ障害を持つ人たちがこの本を読んで救われるといいなと願わずにはいられません。