賢くて、いつもみんなに頼りにされているアナグマだが、冬が来る前に「長いトンネルの むこうに行くよ さようなら アナグマより」という手紙を残して死んでしまった。悲しみにくれる森の動物たちは、それぞれがアナグマとの思い出を語り合ううちに、彼が宝物となるような知恵や工夫を残してくれたことに気付いていく。そして、春が来る頃には、アナグマのことは楽しい思い出へと変わっていった。
たかが子ども向けの絵本とあなどるなかれ。子どもたちに「死」について考えるチャンスを与え、すでに「死」を理解する大人にも静かで深い感動をもたらす。親しい人とのお別れを経験した方に、心を込めて贈りたくなる。(小山由絵)
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83 人中、80人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
感動・感動です,
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レビュー対象商品: わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋) (大型本)
小学生のころ、図書室で見つけたこの絵本が大好きで、何回も、何回も、暗記してしまうほど呼んだのを覚えています。 あれから15年が経ち、ふらっと立ち寄った古本屋さんで見つけたときは、 ものすごく感動しました。手に取った瞬間、思わず震えてしまいました。 大人になって読んで、この本の意味の深さに気付いて、 家で大泣きしながら読みました。 最近の人間が無くした暖かさや優しさ。そんなモノがいっぱい詰まってる絵本です。 悲しいのに、読んだ後は必ず心があったかくなるんです。 いつか子供ができたら…この絵本を読んで聞かせてあげたいです。
33 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
どんな人だったと思い出されたいか,
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レビュー対象商品: わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋) (大型本)
告別式に出ると、略歴が紹介され、故人思い出を家族や知人が話す。誰もが人生を終え、自分では聞くことの出来ない「思い出」を 誰かが話してくれることになる。 その時あなたは、どんな人だったと思い出されたいだろうか。 アナグマは「いつも一緒にいて、励ましてくれる存在だった」と 思い出される。アナグマに関わった誰もが、そういうアナグマのことを 「わすれられない」のだ。 人生の目標は、案外シンプルな場所にはっきりと書かれているものだ。
28 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
自分は何を伝えて生きていこうかを考えました,
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レビュー対象商品: わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋) (大型本)
命には間違いなく限りがあるのですが。その人が生きた「証」ってのが必ずあるということを教えてくれます。 そして、どうやらそれはお金では買えないみたい。 年をとって死んでしまったアナグマにまつわる物語なんだけど。 ボク個人としては、このアナグマが友達の幸せを見て自分の幸せを感じることが出来る能力(?)が備わっているということ。 隣の不幸は密の味なんて言葉もあるけれど。 ボクは人に何を伝えて行こうかと色々考え始めました。
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