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わしズム 2008年 8/30号 [雑誌]
 
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わしズム 2008年 8/30号 [雑誌] [雑誌]


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内容説明

特集 天籟-ダライ・ラマ14世に異議あり/ゴー宣2連弾!-「見ぬふりされてるチベットでの民族浄化」、「今も続いているウイグル大虐殺の歴史」/座談会 独立放棄、高度な自治要求、非暴力主義・・・「信じるべきは『法王』か」-上田紀行×八木秀次×木村三浩×富岡幸一郎×小林よしのり

登録情報

  • 雑誌
  • 出版社: 小学館; 月2回刊版 (2008/7/30)
  • ASIN: B001COE6OO
  • 発売日: 2008/7/30
  • 商品の寸法: 25.6 x 18.2 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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今現在行われている侵略と民族浄化。それに対する国際社会の無関心と冷酷さ。チベット人やウィグル人の立場に自分の身を置きかえて想像する時、本当に身の毛がよだつ思いがします。北京オリンピックの直前にこのような本が出たことに運命的な意味を感じます。国際社会は一国の独立や人権を守ってくれないということを今回のオリンピックは象徴的に表わしているからです。
多くの人がこの本を読むことで「独立の大切さ」「平和主義の理想と限界」「独立を守る手段としての暴力(戦争やテロ)の是非」などについて、理想にとらわれるだけではなく現実の問題として議論しはじめるきっかけになればよいと思います。
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By 弘樹
今回の特集は「ダライ・ラマ14世に意義あり」と題したチベット特集です。

タイトルだけ見ると「あの小林よしのりがダライ・ラマにどんな文句を言うんだ?」とかなりそそられましたが答えは明解でした。

「高度な自治」でいいのか?「独立」を求めることこそが世界の平和に貢献するためにも必要なことではないのか?と。

チベット問題は台湾問題でもあり尖閣問題でもあり沖縄問題でもある、その見地からすればチベットの主張やその結果がもたらすものはおそらく想像以上に大きく、また他人事ではないはずです。

そんな小林氏の懸念がひしひしと伝わってくる特集です。

過去の「ゴー宣」の採録2本やお馴染みのメンバーでの座談会、日本在住の亡命チベット人の座談会など、今回も様々な視点で論じられていますが、巻頭の「天籟」が全てを凝縮しているような気がします。

普段の「天籟」のおそらく半分にも満たないような文字数でしかないものの、ダライ・ラマ法王に対する忠言のような形でせつせつと語る今回の「天籟」は先日のチベット蜂起やその後の聖火リレー妨害、またその背景にまで斬り込んだ濃密な内容になっています。

今後のチベットを語るときにおそらくこの「天籟」が与える影響は少なくなく、「わしズム」史上に残るものになるでしょう。
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
正直、チベットの虐殺も、ウイグルの虐殺も、ほとんどその実態を知らなかったが、この本を読めば、漫画は表現がきついものの、チベット民族の対談文や既存文献の整理により、中国が何をやってきたのかが大方分かる。

編集長は、ダライラマの「独立は求めない、自治でいい」というとても「人のいい」考え方が、逆に中国に好き勝手にやられることになり、ひいてはチベット民族の消滅につながってしまうのではないか、と危惧する。
話がそんなに単純ではないことは読めば分かるのだが、ヒトラーがナチスにやったようなことを未だに大国がやろうとしている、そういう事実を知ってしまった以上、もう南京だ、靖国だと偉そうなことを言われる筋合いは全くないことだけははっきりした。

マスコミや新聞社が絶対に伝えようとしない情報が、この本にはあります。
それだけで、十分な価値があります。
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