今年の6月に「アイヌ民族を先住民とすることを求める決議」が国会で可決されたので、とてもアイヌのことが気になっていました。その点でとてもタイムリーな内容だと思います。
ゴー宣エクストラは、続縄文時代から現代にいたる壮大な「アイヌ通史」です。
その他にも、民族論の鼎談、アイヌの文化人類学的論考、アイヌの文化考と盛りだくさん。
圧巻だったのは、こうの史代先生の漫画「るいるいかむい(降りそそぐ神)」、いったい何だと思ったらアイヌの自然観・宗教感をまったりとさりげなく表現してくれていました。恐るべきセンス!!
アイヌを先住民族ときめてしまった国会議員の方々も、「先住民族」「民族」という言葉の定義をもっとしっかり考えてもらいたいと思いました。
また、この本の出版にあたって、ウタリ協会は小林よしのり先生の取材をことわったそうですが、その明確な理由も知りたくなりました。
いずれにしても、国民が分断されて差別や逆差別につながるようなことになってはダメです。この本にあるように、アイヌについて自由な言論を通じて正しい認識を持たなければいけないと思います。そして、アイヌも和人も同じ日本人です。固有の文化を大切にしてゆきながら、同じ日本人として皆で仲良くしてゆきましょう。(感想じゃなくて意見になっとるがな)
最後に、「卑怯者の島」感動しました。涙がとまりませんでした。