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わくらば追慕抄 (角川文庫)
 
 

わくらば追慕抄 (角川文庫) [文庫]

朱川 湊人
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

鈴音とワッコ姉妹の前に現れた謎の女・御堂吹雪は、鈴音と同じ能力を悪用して他人の秘密を暴き、恐喝の種にしている。その憎しみに満ちたまなざしに秘められた理由とは?優しくて哀しい"昭和事件簿"。

内容(「BOOK」データベースより)

人や物の「記憶」を読み取れる不思議な力をもった姉・鈴音と、お転婆で姉想いの妹・ワッコ。固い絆で結ばれた2人の前に現れた謎の女は、鈴音と同じ力を悪用して他人の過去を暴き立てていた。女の名は御堂吹雪―その冷たい怒りと霜しみに満ちたまなざしが鈴音に向けられるとき、何かが起こる…。昭和30年代を舞台に、人の優しさと生きる哀しみをノスタルジックに描く“昭和事件簿”「わくらば」シリーズ第2弾。

登録情報

  • 文庫: 424ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011/9/23)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4043735030
  • ISBN-13: 978-4043735037
  • 発売日: 2011/9/23
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 249,281位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By nyanco VINE™ メンバー
形式:単行本
薔薇姫と鈴音には、どんな関係があるのか。
彼女の正体がこの巻では明らかにされない。
どうやら、まだシリーズは続くようですね。
薔薇姫の登場により、かよわいイメージだった姉が少したくましくなったり、姉妹の成長も伺える。

期待が大きかったので、せっかく薔薇姫という敵キャラが登場したのに前作ほどのインパクトが感じられませんでした。
次作に更に期待します!
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 東の風 トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 昭和三十年代の昔なつかしい日本の風物を舞台背景に、鈴音(りんね)と和歌子の上条(かみじょう)姉妹が事件を解決していく連作短篇集。『わくらば日記』に続く第2弾の本書は、鈴音と同じく、人や物の記憶を見る力を持った人物、薔薇姫こと御堂吹雪(みどう ふぶき)の登場がひとつ、大きなアクセントになっています。

 白鳥のように清楚で可憐な鈴音のキャラに対して、黒鷲(実際にはいない鳥ですが)のごとく禍々しいオーラを放つ吹雪。善と悪、光と翳(かげ)ともいうべき対照的なふたりが出会うことで生じる不協和音のきしみ、不穏な空気。その雰囲気が、物語にスリリングな緊張感を生み出していた第一話「澱(よど)みに光るもの」が、まず、印象鮮やかな作品。物語に大いなる転調効果を及ぼす新キャラ、吹雪の登場に、強いインパクトを受けました。

 この冒頭の一篇に続く四つの短篇、そのすべてに吹雪が絡んでくるのかと思いきや、その予想は大はずれ。出だしの吹雪の登場が鮮烈だっただけに、その後、某短篇を除いて出番がなかったのは、とても残念でしたね。吹雪の不吉な翳が濃くなるほどに、鈴音と和歌子の姉妹の光がより強く、より鮮やかに輝く気がします。シリーズの今後の吹雪の活躍に、大いに期待したいです。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
前作がとても好きで待望の続編だったのですが、期待しすぎだったのか少しがっかりしてしまいました。
不穏な空気を持った新しい登場人物の薔薇姫も、盛り上げて登場した割に以外と出番も少なく、謎も明かされず……次巻があるんでしょうが、読んでいてどこか肩透かしを食ったような気分でした。

今までと同じ短編連作スタイルですが、前作で好きだったノスタルジックで切ないけれどやさしいという雰囲気が減ってしまったようで、悲しい出来事を姉・鈴音の能力で解決という、ただ昭和が舞台のライトミステリーのようになってしまったように感じました。

まだ続編がありそうなので、次回作に期待します。
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