推理よりも、
やっぱり作家である主人公と親友の刑事との掛け合いが絶妙です。
40代ともなると気取ったものもなく、
親友同士なので遠慮もなく、
ああだこうだと言い合って朗らかです。
今回もまずはビールや焼酎を二日酔いになるほど飲み、
主人公や主人公の妻が作った美味しい料理を食べ、
そしてようやく、
刑事である河田が主人公の妻に事件の真相について相談をし、
解決していきます。
料理はもちろん、主人公の郷土料理が多く出てきます。
こだわりのお好み焼きソースなどおいしそうです。
リズム感のある文章(掛け合いが主だから?)で
読みやすく、面白く、
事件の悲惨さは全然印象に残らず、
美味しそうな料理と
主人公と河田の会話の面白さだけが記憶に残る
後味のよい小説です。