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投稿者: きくぐみ (詳しいプロフィールを表示) (寝屋川市) 時は流れ、潔の教え子である一作達も学校を卒業し、それぞれの道を歩き始めていた。東京の師範学校に通う一作は、大正12年9月1日、とてつもない大地震を経験する。関東大震災の真っ只中で一作が見たものは、虐殺された朝鮮人や社会主義者、そして聾唖者の姿だった。一方、聾教育では、読唇や発声でコミュニケーションをとる「口話法」という新しい意志疎通法が開発されていた。聾唖者である娘、はま子に口話法を実践した西川吉之助の推進によって、聾教育は大きく変わろうとしていた。・・・一作が経験した関東大震災の描写は、凄まじいです。特に、何とか生き延びた一作が恩師の潔に語る大震災の状況は、読んでいるだけで背筋が凍りました。... 続きを読む |
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