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構成の完成度は確かに「李歐」の方が高いかもしれないですが、私はこちらの方が好きです。なんていうか、勢いやスピードに関してはこちらの方が上じゃないかな。
くわえて、「李歐」は構成をしっかりさせた分、意外性やどんでん返し的な要素が薄まっていますが、こちらはエピローグの数ページの展開が!!!!
一彰の言葉と共に、ラストシーンが映像のように脳裏に浮かぶはず。
正直言って、拳銃の部品や改造、手入れの内容は書いてある10分の1もわからない。それでいて、最後まで読み通させる筆力はさすがだ。読み進んでいくうちに、深夜の町工場で自分が拳銃のメンテナンスをしているかのように思えてくる。
男同士の「友情と愛情の真ん中」がテーマ。これは「神の火」などにも共通している。なんで、こんなに「男」の気持ちがわかるのか、それが不思議。
『李歐』の方が物語として完成しているが、決して見劣りする作品ではない。ある意味『李歐』よりもスケールが大きいかも。
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