本書では、子供のやる気を引き出す為の具体的な方法が多く書かれています。
もともと人間は、高すぎる目標でも、低すぎる目標でもやる気が起こりません。
ちょうど良い目標と感じる時に、やる気が起きるようになっています。これを
心理学では「内発的動機付け」と呼びます。
後は、対象とする人間の年齢や立場によって様々に応用していく必要があるの
でしょう。「孫子」なら、相手は将兵になります。「EQ」なら(部下の)
ビジネスマンですし、「修養」であれば青年たちということになります。
本書は主として小学生を対象にしたやる気UPの方法を指導しているのです。
がんばったら欲しいものを買ってあげる。もちろんこれも有用なやる気UPの
方法ではあります。しかし、持続性が低いことが問題です。そのほか、多くの
やる気UP法は、何しかしらの「弊害」や「弱点」をはらんでいます。しかし
勉強すること自体を面白いものと感じさせる方法ならば、持続性もあり非常に
有用でしょう。ゲーム性の創造がそれを可能にします。
ちなみに最終的にはゲーム性が失われても、知的好奇心から勉強を好きになる
レベルを目指しています。そこまでたどり着くのが大変なのですが(笑)