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現役の大学生にして、芥川賞を受賞した石原は、一橋大学の先輩作家である伊藤整に、「君は今とても良い人生の時期にいると思いますよ。この際文学以外のことでも興味が涌くものは何でもやったらいいと思うな。小説家だけにはそれが許されますからねえ。なに、やって見て失敗したって全くかまいはしないんです。小説家なんだから、その後、なんで失敗したかを書いたらいいんですよ。」と言われ、アドバイスどおり、映画出演から、映画監督、ボクシングのレフリーまで何でもやっていく。
その間に交友のあった、著名な小説家、俳優、映画監督のしらぜらる側面を著者独自の分析を加えて余すところ無く描いている。
政治的好き嫌いは別として、読んでみると石原慎太郎が活躍した昭和30年代、40年代が描かれる人物を通して良く分かる。
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