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沢口氏がつれづれなるままに考えた恋愛論や、氏が大好きな生き物や、氏が「ふられた」と思っている哲学についてかなりのページが割かれていましたが、それが、しっかりと本筋の脳科学にリンクしていて、しかも話のスパイスになっています。ただ、沢口氏は哲学大好きだけど、哲学が今現在輝いていないと考いるようで、哲学のくだりは少し読んでいて悲しかったです。なんとなく。
この本では、脳は大小様々なニューロンの集団の集まりで、同一集団内のニューロンの性質は相似、という所から脳の性質を解き明かしています。ニューロンは集団を作る、という性質のせいで、見かけはほぼ均一な大脳が機能別にマッピングできる!というのは、目からうろこかおちました。こんなことまで、場所が決まっているか…とあきれるような事まで場所が決まっています。とにかく、おどろきでした。「場所が決まっている」と言うのは、固定されているガチガチのイメージじゃなくて、それぞれの集団が互いに連絡して、そのダイナミックなネットワークが私達の意識を作りだしている、ということが理解できて、とても新鮮な気持ちになりました。
これだけ紹介文をかいても、まだ全然、この本の良さは書ききれてないし、最大のポイントには、まだ全く触れていません(笑)! 死ぬばかりと思われていたニューロンの再生について書いてあるということをお知らせしてもまだまだです!(残念ながら人間でのニューロン再生は確認されてません。でもラットで確認なので、脳に関してラットに出きる事が人間に出来ないわけはあるまいよ、と思うとなんだかいい気分です(笑))
とにかく、お勧めの本です。
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