DNAマイクロアレイで得られたデータは解析の作業を経なければ、全く意味をなさない。データを対照群と比較して発現量の増減を調べた後、それらの増減が実際にデータとして有意なのかを検定する必要がある。そのために必要なのがANOVA分析やt-検定。さらにクラスター解析を行って、はじめて発現量の変動した遺伝子を突き止めることができる。
本書ではこれらの操作を行うことができるフリー(無料配布)ソフトウエアも紹介している。とにかく試してみたいというDNAマイクロアレイ解析の入門者には最適の1冊だ。
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一部、訳の難しい部分もあり、最後はプログラムになっているので、生物系実験者には難しいかもしれませんが、マイクロアレイを進めるためには必要なハードルなので、是非クリアしてもらいたいです。
解析書は洋書で充実しているので、当書籍を心待ちにしている読者は多かったのではないでしょうか?原著も難しい文章はなく、短い内容なので、そちらと見比べながら読んでもよいでしょう。
ただ一つ、これを必要とする読者はマイクロアレイの実験法は既に知っている部分なので、前半の概念は蛇足だったかもしれません。そこは残念でした。
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