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28 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「本質を分かり易く伝えたい」という意図が伝わります。読み易いです。,
By 本太郎 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: わかる、使える「論理思考」の本 (単行本(ソフトカバー))
●予備知識前著「論理思考と発想の技術」は1998年の刊行で、日本における論理思考の先駆けでした。 前著は論理思考についてしっかり説明していますが、第3章の演習問題は小学校三年生や 中学校の国語の問題が題材でした。 平易な例を用いて本質を説明しようという姿勢は本書にも共通していると思います。 ●本書のレビュー 論理思考、ロジカルシンキングの書籍は世の中に溢れています。 その中で本書を手に取る価値は下記3点にあると思います。 1.後正武さんの著書である。 →第一人者であり、分かり易い 2.今改めて「演繹」と「帰納」に焦点を当てそれぞれ一章を割いて解説している →基本に忠実であり、本質を押さえている 3.「論理の限界」や「論理的コミュニケーション」にもそれぞれ一章を割いている →思考の解説だでなくトレンドも押さえ、実践を意識している 本書は、講師役のクシャミ先生と生徒役のイナリ君という(設定意図は不明)2人の 対話を通じて論理思考を学びます。前著とは比べものにならない程くだけています。 本書の特徴の1つとして、ポイントはしっかり押さえた上で、どこまでも 平易な表現で、分かり易く説明しようという著者の意図が文面から伝わります。 そして、構成も昨今の論理思考の流れに合わせてあります。 つまり、ただ手法を説明するだけではなく、「論理の限界」にも触れています。 更には、論理思考を活かした「コミュニケーション」にも言及しています。 そして、演習問題には「考え方のヒント」がついており、読者に優しいです。 そのため、本書は論理思考が初級レベルの部下や若手に渡すと特に効果的であり、 考え方が整理されるのではないかと感じました。 一方、論理思考を習得されておられる方が新しく学ぶことは少ないと思いますが、 「論理思考」を人に伝える際には参考になる視点や例が多く含まれています。 ●構成(全7章です)のレビュー ○前半(1章〜4章):学びのパートだと思いました。 ・1章で論理思考の定義を学び、2章で演繹、3章で帰納と論理思考の基本要素を しっかり学びます。そして4章で課題解決の例を用いて使い方を学びます。 ○後半(5章〜7章):アウトプットを通じた気付きのパートだと思いました。 ・5章で論理の限界に触れてアタマを整理した上で、6章でコミュニケーションに 展開し、最後の7章では演習問題を通じて、学んだことを総合的に実践できます。 全体に対話形式であることで読み易さと分かり易さが担保されていると思います。 因みに、気付きのパートは要点を押さえているという程度で、それ程深くは無いです。 著者は、「はじめに」の中で論理思考の必要性を3つ挙げています。 ・自分の頭で考えて、正しい結論を導くこと ・どの民族にも通用する、正しいコミュニケーションができること ・発想を助け、課題の検討、解決に役立つこと 本書は、章を追って読むことで、この3つの必要性に対する学びと気付きを得られます。
13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
良くまとまっていてわかりやすいが、、,
By
レビュー対象商品: わかる、使える「論理思考」の本 (単行本(ソフトカバー))
論理思考の基礎の基礎を、馴染みの無い人でも難なく読める平易な文章で記述したもの。全文が先生と生徒の対話形式で、先生が論理思考について教える、と言う形で進む。 構成は、論理思考とは何か、帰納/演繹の説明、論理の限界、という形。 言葉の意味には内包と外延があり、しっかりと意味を定義しながら論理を組む事が必要、という部分が示唆に富んでいた。 本書は、著書「論理思考と発想の技術」の簡易版と言う位置づけとなっており、内容もほとんどがここの要約となっている。 確かに本書は読みやすく分かりやすいのだが、この「論理思考と発想の技術」自体が十分に分かりやすく、含蓄が遥かに多く、かつ文庫で買える事から、本書の存在意義があまり分からなかった。
17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
スラスラ読めるのに、思わず唸るほど深い内容,
By
レビュー対象商品: わかる、使える「論理思考」の本 (単行本(ソフトカバー))
著者はビジネスブレークスルーの教授としても活躍する有名コンサルタント。同著者の「分析」や「論理」についての本を何冊か読んだことがあるのですが、どれも非常に深く、役立つ内容でした。 その著者の(おそらく久々の)新刊が本書です。 アプローチは今までの本とだいぶ違い、全編対話形式で書かれ、かなりスラスラ読める。 正直、最初はちょっと戸惑うほどノリが違います(笑)。 だが、その内容の深さはさすが。 論理思考というものの表面をさらっとなでるだけでなく、 「それを具体的にどう問題解決にいかすか?」 「コミュニケーションにいかすか?」 までしっかりと書かれている。 かなりレベルの高い話を、極限までやさしく書いている印象で、読みながら思わず 「そういうことか・・・」 と唸ってしまったこと数回。 本書を一読して「わかった気」になるのが怖いですが、やっぱり読んでおきたい/読ませたい一冊です。
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