レイアウトやフォントや配色等の違いは、ウェブページを見る人にどういうイメージを与えるか。この点を本書はウェブデザインを類型・比較し、多くの写真をもちいて説明している。だから、ページが与える第一印象について考え直すガイドラインになる。残念なのは、トップページまたは小見出しのページしか説明されていないことだ。記事本文・商品説明・画像展示等、中身が求められるページについては全く書かれていない。形式も違うのでトップページからの応用もほとんど効かないだろう。また、HTMLの記述や画像の性質等についての説明も一切ない。利用しているウェブ技法やその問題点を推測できなくはないが、最低限の道しるべは欲しい。雑誌デザインではなく、ウェブデザインであることの特性につい!ても説明が欲しいところだ。