るろうに剣心追憶編。作品自体の評価は言わずもがなで省略。
ブルーレイとして発売されるのもとても嬉しいが、何より評価したいのは、
今回収録されるのが特別版(ディレクターズカット版)ではなく、四章がそれぞれ分割された「通常版」であること。
発売当時、当初は通常版として作成されたが、その後特別版として四章が統合され新たに追加シーンが含まれたものが発売された。
主に以下の違いがある。
●剣心が丸太を斬る所は、通常版は刀を納める時に剣心の顔が見れるが特別版では見れない。
●清里斬殺シーンのBGMの有無
●剣心と巴が初めて出会うシーンのBGM変更。
→通常版ではBGMが最高潮に盛り上がるが、特別版では無音。
●「血を…」の台詞を特別版ではカット
●第2幕巴が剣心にスカーフをかけるとき、特別版は長い時間巴が写らない
●巴が剣心に触れようとし吹き飛ばされた後特別版では音楽が流れない
●第四幕で剣心対斎藤の対決前「俺は血の匂いに・・・」の台詞部分、通常版では斎藤の歯がないが特別版は歯が付いている
●特別版では「ともえー」の叫び声カット
●鳥羽伏見の戦いシーン追加(約20秒)
●鳥羽伏見で剣心が刀持って走ってるところ、通常版は首にスカーフ巻いている所まで映してるが特別版はスカーフ映さない。
●追億編ラスト比古清十郎が十字の墓を見るシーンで十字架がアップになるところ、通常版では音楽の音が小さくなるが特別版は大きくなる
●物語後半、特別版では風景画の中に実写の映像をCG加工したものが挿入。
●通常版は4:3(アナログ放送と同じ)で、特別版は16:9(レターボックス)。
ただし、16:9に画面をトリミングしているだけなので、情報量自体は通常版の方が多い。つまり特別版は上下を切っただけのなんちゃってワイド。
●その他章を繋ぐにあたってBGMやタイミングの修正あり
特別版でよかったと思えるのは斉藤の歯が修正されたことくらい(元々無くても違和感ない程度だが)
他のシーンは通常版のほうが出来が良い。CGは浮いているし、鳥羽伏見戦闘シーン追加(約20秒)は作画は素晴らしいが正直蛇足感は否めない。四幕のエンディングでは曲が一番一気に盛り上がる部分で幻想の巴が剣心を後ろから抱きしめるシーンが鳥肌ものだったのに、その追加のせいで特別版ではタイミングがずれてしまっている。
何より、折角の作画をわざわざ上下カットする意味が分からない。
なぜにここまで改悪してしまったのかとずっと思っていた。
通常版では一幕終わるごとにEDのBGMと廻る風車が良い感じに余韻を残して、より追憶編の世界を堪能することが出来ると個人的には感じる。
また、巴の次回予告も艶やかに作品の一部を成している。
スタッフインタビューなどが無いのは残念だが、今回あえて通常版をBD化した製作者の判断は英断だったと思う。
…っとまぁつらつら書いちゃいましたが、ぶっちゃけどっちでも良いじゃん、見比べないと分からないしって方が大半でしょうね。ただ、なんで特別版じゃないのと残念に思われてる方が多いみたいだったので、こんなオタクなファンも居るって事で投稿させていただきます。
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発売日追記
EDが黒画面になってしまったのは、シンプル且つ秀逸な風車の演出が好きだったので非常に残念ではありますが、DVDも捨てないで大事にしようと気持ちを新たにしました。
セル画のBD化という事で、画質には余り期待してませんでしたが可能な限り向上したと思います。
音質はサラウンドに設定すると、戦闘シーンにより臨場感が出ます。(環境の無い方は聞こえない音が出るので注意)
一番良かったことは、数多してきたDVDの入れ替え作業が無くなったこと。単純ですがやはり嬉しいです。