ある日不慮の事故で亡くなった少女の葬儀で、棺の中に別れの手紙を入れて見送った主人公青山圭太だったが、その日の夜ある人物が家を尋ねる。
家にやってきた人物、それは今日葬儀を行ったはずの少女、灰田もなこだった。
ゾンビとして蘇生した彼女は空腹時に肉を求めて暴走するようになっていたが、帰る場所もなく手紙に書かれた住所を頼りにやってきた彼女を
見捨てることもできず、圭太は彼女と同居生活を始めるのであった…。
こんな感じで始まる作品ですが、基本的にはコメディノリ。
日常がある日やって来た科学では説明できない非日常によって変化し、それを軸にして展開する物語という点で同誌のイカ娘と根元のコンセプトは似ているように見えますが、
可愛らしく明るい作風が特徴のあちらに比べ、こちらはヒロインの特性上ブラックジョークに満ちた展開が特徴で若干ダークさが垣間見える部分があります。
ヒロインのもなこちゃんは露出度が高くサービス精神旺盛なのですが、体の内部まで露出してしまうのが困りもので、その点で人を選ぶ部分もあるでしょう(明るいタッチの少年誌ながらそこそこ細かく描かれています)。
以上、グロテスクな描写や自虐的にも見えるネタなどが特徴ですが、生前出来ていたことが出来なくなって悲しんだり、体が脆く危なっかしい彼女のことを圭太君が助けることで二人の距離が縮まったりとシリアス・ラブコメな話もあり、なかなか楽しめる作品になっております。
普通のヒロインとは一線を画したヒロインが登場する漫画、ブラックながらライトな作品を求める方にオススメです。