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りすん (講談社文庫)
 
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りすん (講談社文庫) [文庫]

諏訪 哲史
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

芥川賞受賞後第一作、待望の長篇小説刊行 小説とは、言葉とは、小説を書くという行為とは。様々な創作の問いを、リズミカルな兄妹の会話に、そしてささやかで切ない物語として描く、芥川賞受賞後第一作。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

骨髄癌におかされて長期入院中の妹の病室内で繰り広げられる、他愛なくも切ない会話。実の兄妹ではないながらも深い絆で結びついた2人のやりとりが同じ病室の女性患者によって書かれた物語であったなら…。作者自身をも巻き込む小説の作為に抗うための、芥川賞受賞作『アサッテの人』と対をなす長編。

登録情報

  • 文庫: 296ページ
  • 出版社: 講談社 (2011/7/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062769905
  • ISBN-13: 978-4062769907
  • 発売日: 2011/7/15
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 211,004位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
おもしろい! 2009/9/13
形式:単行本
言わずと知れた芥川賞受賞作『アサッテの人』は最高だった。近年稀に見る「小説について考える小説」だった。小説は読む(read)ものでそれについて考えたくなんかないという人にはあまり向かない。出来合いのストーリーにとりあえず感動したい人は、そういうものは他にたくさんあるので、そちら方面をどうぞ。別に小説じゃなくてもいい。この第2作『りすん』(listen)も当然、諏訪哲史氏の「小説に淫した小説」である。一見悪乗りにしか見えないという視野狭窄にも結構小説家は寛大である。どうぞお好きなように。それにしても、小説に限らず、なんでも一義的に還元しなければ気がすまない原理主義的な態度はどうなの? こんなの小説じゃない、とかね。そんな読者の主観の惰性をあぶりだす仕掛けは当然あるんだけれど、別に「野心的な試み」とかそういう肩の凝る「まじめな文学」論議に嵌まってしまうと諏訪氏の思う壺ですね。19世紀末フランス象徴主義のちょっと前の小ロマン派、シャルル・クロスとか、あの辺りの皮肉なメンタリティを継承する希少な作家ですよ、諏訪哲史氏は。読むことのヴァージョン・アップ。Listen(聞け)というタイトルに誤魔化されないように。勿論、トリックですから。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
一作目のアサッテの人が好きな人は、きっとこの作品も好きだと思う。
共通して言えることは、作者は小説の中で、書くことに対して挑戦しているように思う。
会話形式で進む話の展開の中で、それでも登場人物の感情が伝わってきた。
すごく不思議ですてきなな小説だった。
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