髪の造型が見本から変更されています。目立つのがアホ毛の曲がり具合と取り付け角度で、いやに上に突き出ています。見本が元イラストをかなり忠実に再現しているので、この変更の意図が分かりません。堅い素材なのでちょっとした事故で折れそうだと思っていたら、本当に折ってしまった(涙)。こういう部分は柔軟性のある素材にしてほしい。ま、改造したいポイントだったのでいいですが…。あと、前髪の最も出っ張っている部分が若干抑え気味になっています。
塗装は見本写真で見るよりメリハリがあり実物の方がはるかによい。肌はアクセント的にピンクっぽい色が吹き付けられていて、テカリもなく標準的な仕上がり。
かなり気になるのがワンピースの裾の造型で、エッジを薄くしていません。つまり、フリルスカートとの間に隙間がありません。ローアングルだとかなり目立ちます。これはさすがに手抜きとしか言いようがありません。フリルの造型もこのスケールにしては厚ぼったい感じ。ボディの造型はイラストに忠実でバランスはよい。しかし、ストッキングより下は別パーツの接着なのだが、接合部の合わせがイマイチで脚線美が損なわれています。顔の造型は見本より顎が尖っています。これはイラストに近いですし、凛々しさがあってよい。閉じた左目にはちゃんとモールドもあります。斜めや横からみてもこの手のフィギュアによくある顔の平べったさは目立たず、バランスのとれた造型だと思う。
飾っておく分にはポーズも可愛いのでよいと思います。しかし、細部にこだわり、眺め回して堪能するような人なら、改造必至ですね(笑)