航空自衛隊は航空機を用いて各種軍事行動を行うのだが、当然活動範囲が広く、遭難した場合は様々なケースが予想される。
そういった場合に捜索・対応するために救難団という組織があってこれはそれを舞台にしたアニメ(というよりドラマ)である。
当然警察や消防が手出しできない場合に出動する事もあり、いわゆる「最後の砦」である。
内容を要約すると、
「戦闘機パイロットへのコースから外れコンプレックスを抱えながら救難団へ着任する主人公が
厳しい上司の下で鍛えられ、周囲の人間と関わる内に内面的・技術的な成長を遂げていく過程を描いたアニメ」
となるが、救難という仕事が必ずしもうまく行く訳ではなく、残酷な結果に終わることもある現実の辛さが描かれていたり
その上司もかつては自分と同じ立場であったことが判明したり
同じ社会人として奮闘する彼女の目線も加わるなど、上手に味付けされている。
リズミカルなテンポでグイグイ惹きつける様なアニメでは無いのでじっくりと腰を据えて見る必要があるが
見た後は何ともいえない気分になる。
それは、このアニメが綺麗事の羅列で無くリアリティがある点や、
頑張ってもうまく行くわけではないが、プロとして全力を尽くす点など、
自分が社会人として少しずつ成長してきた過程と重なる点があり
一種のカタルシスを覚えられるからかもしれない。
特に後半に進むにつれて舞台設定も重くなり、この傾向が増してくる印象がある。
一気に見てしまったが半日もかからなかった。こういう渋いアニメを作れる日本って凄いね 。
下らないドラマを見るよりずっとおススメ。そして続きをもっと見たかった。