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よくわかる PMP認定試験の合格対策
 
 

よくわかる PMP認定試験の合格対策 [単行本(ソフトカバー)]

野村 隆昌
5つ星のうち 2.3  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

PMP試験はIT産業のみならず,製造・建築など企業活動に関するすべてのプロジェクトに必要とされる国際資格試験です。転職の際に給与アップが望めるものとして,取得希望の受験者が増えています。本書は,難解とされるPMP試験を図解を多く使ってやさしく解説し,読者を合格へ導きます。試験前に理解度をチェックできる用語集,模擬試験問題を収録した問題集の二つの付録を加えて,より実践的に試験に臨むことができるようになります。

出版社からのコメント

PMP認定試験を受ける前に,読むと効果的です!
本書によってPMBOKの独特な知識体系を知識エリア,プロセスの流れの大きな枠組みで捉えなおすことができます。
さまざまな知識の整理のあとに,「実践四択問題集」と「Yes/No問題集」で自信を深め,取り外して利用できる「用語集」で再度確認可能です。PMPを短期間に確実に取得したい方におすすめします。

著者からのコメント

日本のPMP認定試験合格者数は、2004年10月現在、7000名弱を数えるまでになりました。10ヶ月で3000名という急増ぶりです。しかし、受験者に対して、まだまだ国産の試験対策本が充実していないという実情があります。

本書は、PMBOKを一通り学習する過程の方及び、セミナー受講前後の方が、PMBOKとあわせて読むように作られています。PMP試験に向けての、あと一歩を後押しするという気持ちで書きました。PMPになりたいがPMBOKは何となく近寄りがたいという方、是非、本書を通してPMBOKを読みこなしてください。

PMP認定試験に向けての準備や心構え、申請の経歴の書き方から、メインとなるPMBOK全プロセスの解説のほか、約200問の四択問題、約100問のYES/NO問題、取り外し可能な精選用語集を付けました。盛りだくさんな内容となっています。2色刷り・イラスト入りで、各プロセスをイメージしやすくしました。結果総ページ数は370ページですが、なんとか通勤途中でも読めるサイズに納まりました。全国の受験者に活用していただければ幸いです。

著者について

野村隆昌:有限会社システムマネジメントアンドコントロール取締役社長

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

野村 隆昌
1970年生。PMP:JPMF会員、PMI会員、PMI東京支部会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

抜粋

はじめに

■PMP試験とは何でしょうか?
 ここ数年のプロジェクトマネジメントのブームが終わり,ようやく落ち着いてプロジェクトマネジメントについて取り組む環境が整ってきました。

 まず,はじめにプロジェクトマネジメントとは何かについて考えてみましょう。簡単に言えば「プロジェクトをマネジメントするベーシックな学問」です。コツやノウハウではなく「学問である」ことを最初に意識してください。ということは,学ぶこと・学ばせることが可能で,しかも,それ自体を研究することが可能だと言えます。情報技術産業に従事されている方はプロジェクトマネジメントをツールとしてとらえがちですが,それだけのものではありません。プロジェクトマネジメントはこれからも学問として変化・発展していくものです。

 プロジェクトマネジメントプロフェッショナル(以下PMP)は,業界に依存しない国際的に評価された民間資格です。PMPは米国に本部を持つ35年の歴史を持つNPO法人「プロジェクトマネジメント協会」(以下PMI)が試験を実施し認定します。PMPはプロジェクトマネジメントの専門家としてのキャリアパスの最初の一歩として高い評価を受けています。プロジェクトマネジメント知識を認定するもっとも実績と歴史ある資格です。
 PMP保有者は2003年8月現在の確定情報では,全世界で68,831人,日本国内で約3,182人です。日本国内では2003年に急増し,情報技術業界関係者を中心に,その後も増加を続けています。2004年3月には4,900名を突破したとも言われています。

 ところで,これからPMP試験について説明する前に,最初に確認しておきたいことが1つあります。それは,【PMPはゴールではない】ということです。多くの方がPMPを目標に掲げています。試験ですから目標とするのはかまいませんが,それで【終わりではない】ことを忘れて欲しくありません。あくまで資格と割り切って学習し,PMPを取得した後には,そこをスタートとして,ふたたび研究しはじめてほしいと強く感じています。多くの受験者がPMPを目指すだけに終わっており,次のステージに到達できずにいるように思います。

 PMP試験に合格することは,入り口にすぎません。
 誤解を恐れずに言えば,合格するだけならば深いプロジェクトマネジメント知識や経験を要求されません。プロジェクトマネジメントの本質がわかっていなくても合格は可能であると筆者は考えています。たしかに,それでは本当のプロジェクトマネジメントプロフェッショナルと言えず,PMPは重要な資格ではないという反論が出る可能性があります。しかし,プロフェッショナルにも出来の悪いものや良いものまでいるということから,合格するだけ=できの悪いプロフェッショナルなのだということで理解していただきたいと思います。
 PMPはPMBOKという枠組み,すなわち外延を正確に理解しさえすれば合格可能です。その後に実際のプロジェクトでどのようにPMBOKを具現化するか,すなわち内包を作り込むかが本物のPMPになるための問題なのです。PMPは「枠組みを理解するための小さな最初の目標」として捉えるべきです。
 皆さんには,PMP合格はゴールではなく【スタートである】という認識をしてほしいと思います。PMBOKには品質,リスク,コスト,スコープ,タイムなどさまざまな知識エリアと,立ち上げ,計画,実行などのプロセス群があります。合格後は,このどちらの側面からでも何か1つを掘り下げるなどの【深い理解】を目指してほしいのです。そして合格後にPMBOKをあらためて読むと,PMBOKの深さに驚くはずです。

 PMPは合格後の学習の義務もあります。PMP資格の維持には,Continuing Certification Requirementsという資格継続プログラムを実践しなければなりません。プロジェクトマネジメントや付随する専門的な深いマネジメント知識については,PMPとして学習し続けなければなりません。そして,最初に申し上げた学問としてのプロジェクトマネジメントを深化させるべく研究し,コミュニティに貢献していただきたいと思います。

 それでは,PMPに合格するための準備から始めましょう。
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