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よくわかる電磁気学
 
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よくわかる電磁気学 [単行本]

前野 昌弘
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

●電磁気は現代物理の基礎的な考え方が詰まった宝石箱である

◎どんなに難しそうに見える計算式にも、背景に物理的内容がある。

⇒それを知り、「なぜこんな数式を使う必要があるのだろうか?」という点に納得しながら読み進めよう。電磁気学の体系が頭の中に整理されてくるはずだ。

◎初学者はどうしても新しい数式を敬遠しがちである。

⇒しかし、先人達がなぜそのような数式を使ったかといえば、「それを使うことによって簡単になる概念があるから」にほかならない。

⇒計算法そのものを勉強するのでなく「この計算法によってどんな概念が表現されるのか」を勉強してほしい。


grad, rot, div, ∂も∫もコワくない!

数式の背景にある物理的な意味がナットクできるテキスト

著者について

前野 昌弘(まえの まさひろ)

1985年 神戸大学理学部物理学科卒業

1990年 大阪大学大学院理学研究科博士課程修了

1995年より琉球大学理学部教員

現在 琉球大学理学部物質地球科学科准教授


ネット上のハンドル名は「いろもの物理学者」

ホームページはhttp://www.phys.u-ryukyu.ac.jp/~maeno/

twitterはhttp://twitter.com/irobutsu


登録情報

  • 単行本: 336ページ
  • 出版社: 東京図書 (2010/4/9)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4489020716
  • ISBN-13: 978-4489020711
  • 発売日: 2010/4/9
  • 商品の寸法: 21 x 15 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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40 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
東京図書はクーラン・ヒルベルトの数理物理学は復刊しないが、基本的な入門書を発行するという方針にしたらしい。本書は最近の電磁気学で出版された本の中でも出色の出来栄えである。入門書の定番通りクーロンの法則から話が始まるのであるが、説明は図を多用し、計算も可能な限りはぶかないという方針である。電気力線など今はMathematicaがあれば書くのはどうという事もないが、この本はこれらの図を眺めているだけでも楽しめるし理解ができる。使われている図はいずれも良く工夫されている。授業で使った際のfeed backが効いているのだろう。
長沼の本がでるまで鬼門であったrotもにたような説明だがちゃんと解りやすくのっている。Maxwell方程式は残念ながらページ数の制限か期待していたほどの輝きはないが内容の理解に苦しむ事はないだろう。この本を3回繰り返し、主要な式は自分で導出できるようになったらファインマン、砂川・理論電磁気学へいくか、裳華房の大学演習電磁気学へいってもさしたる困難はなかろう。このような本を書く人はきっと学生のころ大変な努力をして電磁気学を理解されたのであろう。苦労した者のみがわかる理解し難さを解説してくれる本を得られる最近の若者は恵まれている。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sake
形式:単行本|Amazonが確認した購入
この本の内容の素晴らしさはもう上のレビューで述べられているので、さらっと流します。
電磁気学はベクトル解析がたくさん出てきてそこがつまづくポイントになるかと思います。
しかし、この本はベクトル解析について詳しく述べられており、さらにベクトル演算子の図形的イメージについてまで書かれています。
なのでとても物理現象をイメージしやすく、すんなりと電磁気学の公式に入っていくことができます。
また、定理についてもただ数式を書くだけではなく、その物理的意味やイメージについても詳しく書かれており、定理を自分のものにできます。

さらに素晴らしいのはサポートページと著者がツイッター上にいることです。
サポートページは更新頻度が高く、誤植がすぐにわかりますし、質問をすれば答えてくれます。
またツイッターでリプライを飛ばせば、著書についてわからない部分が出てきたらすぐに返事をしてくれるので、独学をするのにとても心強いです。
ツイッターで著者に分らないところを質問すればすぐに返答が返ってくるなんて、すごい時代になったなと思いました。
大学1年の時この本があれば…と思い悔やまれます。

現在大学院への進学のため独学で勉強していますが心強い味方になっています。

同著者の量子力学も購入して勉強したいと思います。
なんせ分らないところが出てきたら直接本人に聞けるんですから。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
まず強調したいのは、タイトルに反して(?)皮相的な解説書ではないということです。
電磁気学の「しっかりとした」入門書です。
そして、タイトルの通り「よくわかる」入門書です。
もし僕がこの本を名づけるならば『現代の電磁気学入門』とでもいいたい。
著者のHPで、本書に関連するさまざまなヴィジュアルな教材が提供されています。
章末問題の解答は、HPでpdf形式で提供されていて、このあたりは、まさに「現代の」という感じです。
解説は、つまずきやすそうなところをしっかりと押さえている。
また、計算からは逃げない。ベクトル解析から逃げないことは、入門書としては珍しいのではないかと思う。
目に見えない、電磁場のイメージを持つことはなかなかに困難ですが、グラフィックの多用によって、とてもわかりやすい。
ひとつひとつの解説、図からは、著者の気合いとこだわりが伝わってくる。

もし「よくわかる〜」のタイトルをみて、「皮相的な解説書だろう」と思い、手に取ることをやめた人がいるとすればとってももったいない。だから、レビューを書こうと思いました。
大学電磁気学の、僕の知る限り最高の入門書です。

僕は、院試勉強として、また、研究の基礎として、電磁気学を学びなおしたくて購入しました。
1年生の時にこの本に出会いたかった。

特徴をまとめると、
・入門書であるが、数式を避けない
・ベクトル解析の解説が丁寧
・例題、演習問題が豊富
・解答だけでなくヒントがついている
・誤植の訂正がすばやい
・わからないことを著者に聞ける
です。最後の2つは実はとっても重要。
著者がまめにHPを更新していて、誤植情報がまめに更新されています。
もし、買ったら、サポートページを確認してから読みだすと、誤植に振り回されないで済む。
どうしてもわからないときは著者に連絡をとれる。これもとても助かる。

追加として、著者のHPで、著者自身がこの本を教科書にして琉球大で行っている電磁気学の講義のサポート資料を見ることができる。学生とのQ&Aも読める。
これらは、独学する者にとっては、極めて有用です。

本書を読んだ後は、砂川先生の理論電磁気学など、Maxwell方程式から展開する電磁気学の本を読めばいいと思う。

とにかく、電磁気学の入門書を探している人には、一度手に取って中身を見てほしいと思います。
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