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よくわかる鉄道業界 (業界の最新常識)
 
 

よくわかる鉄道業界 (業界の最新常識) [単行本]

舛本 哲郎 , 小須田 英章
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

JR東日本の「ステーションルネッサンス」構想。SUICA・ICOCAの共通化など、各社が独自色を濃くし、話題が豊富な鉄道業界。その姿勢を反映してか、学生の就職人気も高まっています(特に女性が顕著)。鉄道マニア的な見方でなく業界・企業を冷静に分析し、シリーズの定番売れ筋になるはずです。

内容(「MARC」データベースより)

現在の鉄道業界をわかりやすく俯瞰し、大きな問題から個々の経営までをとらえ、さらにそこで働く人々や、技術、サービスまでも網羅して、最新のトピックスをまとめる。「鉄道」に関わる常識と情報が満載。

登録情報

  • 単行本: 286ページ
  • 出版社: 日本実業出版社 (2004/12/22)
  • ISBN-10: 453403850X
  • ISBN-13: 978-4534038500
  • 発売日: 2004/12/22
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 279,539位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
 毎日利用する鉄道ですが、最新の業界情報がうまくまとめられていると思います。

 ただ、私にとって印象的だったのは国鉄民営化までの歴史です。この話って今の日本が歩んでいる道と実は同じではないでしょうか?財政赤字、政策決定、年金、人事その他諸々の問題が20年以上前に国鉄で議論されていました。鉄道の持つ役割の変化が、実はその後の日本の役割の変化と重なり合っていると感じられました。

 鉄道マニア以外の方にもぜひ読んでいただきたい1冊です。

このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この本は130年に及ぶ歴史をもつ日本の鉄道業界の膨大な情報を、過去・現在・未来という時間軸を中心に纏め上げた、まさに労作と呼ぶに相応しいものだ。今後、鉄道や鉄道業界に関心を持ったり、研究する必要を感じた読者が、まず最初に紐解く文献になるのではないだろうか。とすると、寿命が短いといわれるビジネス書の1冊として上梓されているのがもったいなく思え、今後「○○年版」として毎年版を重ねるスタイルになってくれればと一読者として願う。
 著者が冒頭に述べている「現在の鉄道業界をできる限りわかりやすく俯瞰し、大きな問題から個々の経営までをとらえ、さらにそこで働く人々や、技術、サービスまでも網羅して、最新のトピックスをまとめる。」という壮大な企画意図も、本書を読み終えるとその完成度に納得できる。よくもこんなコンパクトな体裁に、鉄道業界に絡んだ事象を細大漏らさず詰め込んだものだ。例えるなら「鉄道業界の情報缶詰」とでも言えるのではないだろうか。
 たまたま手に取った私は、鉄道業界の門外漢だったが、この本の持つ不思議な力にすっかり引き込まれた。そして、江戸時代に鉄道が模型として日本に紹介された経緯に始まり、明治時代には一人の英雄的日本人の尽力で現在の鉄道の原型がかたちづくられたこと、その後に鉄道バブルともいうべき現象が日本中におきたことなどを、今ではスラスラ話せるまでにしてくれた。さらに、国鉄民営化の詳細な経緯から、最近問題となっている「安全」か「効率」かという問題の発端まで知らしめ、私鉄も含めた各社の今後の経営戦略や路線延長計画まで網羅している。まさに「『よくわかる鉄道業界』恐るべし」である。
 こうした意味から、この本は鉄道業界に携わる方々はもとより、鉄道ファン、ビジネス関係者、そしてウンチクを増やしたい多くの方々に一読をぜひ薦めたい一冊だ。毎日使っている鉄道の見方が変わること請け合いだ。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
鉄道曼荼羅 2005/3/15
By 清愚
形式:単行本
よくも調べたものと感心。世界初開業がイギリスで1825年、日本初が1872年というのは、早いか、おそいか。評者は早いと思う。明治の人々が必死に西欧に追いつこうとしてのことだ。

この本は、戦後60年の歴史を考えさせてくれる。鉄道業界が復員した人々を引き受ける役を果たして62万人になり、それを10年間で45万人にし、さらに戦後40年の時点で28万人となり、そのうち20万人はいいが合理化のために余剰8万人をどうするかでおおもめ、そうして今日がある。

「鉄道員」という小説、映画に象徴される、システム化された働きを忠実に守り通すことで生涯を全うする働きの人たちがいた。そういう労働の場があった。いま、それはどうなっているのか。今日、3月15日には、東京のある民営鉄道で手動の遮断機を係員が誤って開け、2名の人命が失われた。ほかにも鉄道で種々の事故が相次いでいる。収益性の点で労働の基本がなおざりにされているということがないか。

本書は、そういう問題を考える本ではないが、思いを馳せさせる力を持っている。
スピードの時代といわれる。その反面、ユックリズムも力を持ち始めている。鉄道業界は、その双方をいかにバランスさせるかを命題として持つと本書を読みながら考えた。

読者の関心によってさまざまな読み方ができよう。本書を大いに楽しもう。それにしても著者二人に「お疲れさん」という言葉を贈りたい。

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