魔法とコンピュータ、というこの作品のガジェットがどれくらい上手く機能しているかについては、私がコンピュータについて詳しくないので明確な判断は出来ませんが、まぁ、それなりに、なのかな?
レギュラー&ゲストキャラの織りなすストーリーについては、せっかく面白いのに収束に至る前段階の書き込みが物足りないと感じる事が多々あり、勿体ないです。構成的にはもうひと展開、頑張って書ききって欲しかった。シリーズが進むにつれ、加速度的に上手くなってきて、最終巻ではそれまでの要素が綺麗に生きるオチに持っていったのは見事かと思います。
しかし、このシリーズ及び作家には惹かれました。萌えとか魔法とかコンピュータとかじゃなく。キャラクター達が己と向き合い、何者かであろうとする選択と実行を、前向きに行っているから。
まっとうなジュブナイル小説としてのベクトルを持っていることを評価し、応援したいです(ひっそり)。