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ようこそ、フェアリーズ・インへ! (電撃文庫 お)
 
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ようこそ、フェアリーズ・インへ! (電撃文庫 お) [文庫]

小河 正岳 , 得能 正太郎
5つ星のうち 2.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

さえない駆け出し冒険者のラウル。彼が居候している宿屋の女将が病気で倒れてしまう。ツケをためても許してくれていた女将がいなくなり不安だった彼だが、新しくやってきた女将はびっくりするぐらい純粋で美しい少女だった。その少女―ミリーは魔法学院に通う才媛、家事も万能、人を疑うことを知らないきれいな心の持ち主ときている。ラウルが鼻の下を伸ばさないわけがない。しかも、本来なら相手にされないはずのラウルのことをミリーが、偉大な冒険者と勘違いし!?魔王も倒さず世界も救わない、日常ほんわか冒険ファンタジー。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

小河 正岳
1975年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 317ページ
  • 出版社: アスキー・メディアワークス (2012/1/7)
  • ISBN-10: 4048862502
  • ISBN-13: 978-4048862509
  • 発売日: 2012/1/7
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 231,399位 (本のベストセラーを見る)
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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 海斗
さすがに大賞を取ってデビューした作者の3作目だけあって文章、構成ともにかなりの上作です。
「魔王も倒さず世界も救わない」、こんなキャッチコピーも素敵さバツグンです。
これならばぐいぐいと物語に引き込んでいってくれる…はずだったんですけどねぇ。

内容としては主人公が世話になっている宿の女将さんの危篤を孫娘に伝えるために奔走、もとい暴走してダンジョンの入り口を間違えて危険な道を持ち前の強運で奇跡的に踏破、ボロボロになりながらも必死に祖母の病状を伝える姿に心惹かれるヒロイン。
そんなヒロインの憧れを壊すわけにも…それに可愛いしとツケで泊まるわけにもいかないやと仕事を探していると一攫千金の話が…。
それにはまたあの危険なダンジョンに入らなければならず、都合のいいことに同じ宿に頼れそうな少女がいたので一緒に行ってもらおう。
とそんな感じで駆け出しの一冒険者の日常を描いた物語…と言えなくもない。
しかし「日常ほんわか冒険ファンタジー」という触れ込みでしたがほんわかな気持ちには到底なれず最初から最後まで随所随所でイラッとさせられました。

主人公がかなり残念…というか下手すると人によっては嫌悪レベルでしょう。
せめて主人公が違えばこの作者のレベルを考えると秀作になっていたかもしれないのに。
冒険ファンタジーで一味違うものを書きたかったんでしょうけどね、オーフェンとかみたいにちょっと普通な主人公じゃない主人公とか。
序盤だけならこの主人公でもいいだろうけど最後までってのはさすがにいただけない。
駆け出しどころかまだ一度も冒険を体験したことのない人間が、一攫千金しか興味ないぜとばかりにこつこつレベルを上げることすら考えず、「冒険」以外には目もくれようとしない。
冒険者が集まって来る街だからすぐに仕事は見つかるさと余裕をかました挙句、数日泊まれる程度は持っていたという所持金が底をついてもなお最低限のお金を稼ぐ努力すらしない。
宿の女将さんの好意でツケにしてもらってずるずるずるずる、そして今日も冒険者ギルドで仕事の斡旋を頼みに行く、ここから物語はスタートします。
しかしこのプロローグ時点でこの1軒を残して他の全ての冒険者ギルドからは出禁を食らっているという始末。
それにも関わらず最後に残った「高級」冒険者ギルドに「今まで一度も冒険者として活動していません」と堂々と履歴書を出すとか頭がおかしすぎる。
1カ月経ってもまだ初心者レベルの仕事からこつこつと、という考えに至れないという、そんな主人公に耐えられなければこのお話は苦痛でたまらなくなるでしょう。
なんていったって、結局この巻の最後まで成長しませんでしたから。
270Pくらいで、「…ぇ、そろそろ本気だすよね?」というわずかな期待…いやさ希望は見事に打ち砕かれました、アーメン。
とりあえず運が非常にいいのと、大切な人を助けるためにその一瞬だけでも頑張れる…というところが美点でしょうか。
まぁその後で普通にへたれるんですが。
基本日和見主義の他力本願、常時逃げ腰強運風味な主人公なので、記憶喪失にでもなって根本から性格を直してもらえないことには正直きついかな。
よっぽど2巻の評判がよくない限りは次巻以降はさすがに買えない…。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By .exe
文章はラノベ作家の中では、かなり上手い部類に入ると思う。
読みやすいし、説明も丁寧で、情景の想像が非常にしやすい。

しかし、それを主人公のヘタレっぷりが全て台無しにしている。
ヘタレ主人公のファンタジーというと、私は『ブレイブストーリー』を思い出すのだが、ブレイブストーリーの主人公はある程度の勇気もあるし、様々な出来事を通して成長していく様子が非常に良かった。

しかし、この『ようこそ、フェアリーズ・インへ!』の主人公は、勇気0・成長する気も0・果ては自分が上手くいかないのは、自分以外の全てのせいだと言い出す始末。
これは完全にニートの思考。……って書いて思ったけど、この主人公はニートだった。それなら仕方ない。

……と、割り切っても読んでいく内に異常なくらいストレスが溜まっていく。

そのストレスを発散できるような場所は、この作品にはハッキリ言って無い。
そもそも、日常系作品のはずなのに、日常シーンで笑った場所がどこにもない。

ダンジョンではただひたすら御都合主義が目立つ。どうしようもない。

唯一の救いは、得能正太郎さんのイラストだった。絵柄が個人的に好みです。
同氏が漫画を描いている『こもれびの国』という作品に出会えたことが、『ようこそ〜』を読んで最も良かったと思える所だった。

文章とイラストに免じて★2。
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そう思っちゃうぐらい、ダメダメな主人公ですw
腰にぶら下げてる長剣はただの飾り。逃げ足だけは速い。自分を尊敬してくれてる女の子にだけは、いい格好しようとする。しかも、ダメな点をひたすら隠す。
こういうファンタジーな世界観とか、魔王を倒したり世界の危機を救ったりしない話は大好きなんですが、ダメ主が全て台無しにしています。
せめて、「こんなダメな僕でも慕ってくれる女の子の為に全力で頑張ろう!!」とか思うキャラだったら、こんなに「イラッ☆」としないと思うんですけど…。
なので、ダメ主人公で☆−5 、ファンタジーな世界観で☆3 、ヒロインのミリーの可愛さで☆4、計☆2というところです。
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