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よい戦争
 
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よい戦争 [単行本]

スタッズ・ターケル , 中山 容 , Studs Terkel
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登録情報

  • 単行本: 625ページ
  • 出版社: 晶文社 (1985/07)
  • ISBN-10: 4794959761
  • ISBN-13: 978-4794959768
  • 発売日: 1985/07
  • 商品パッケージの寸法: 22.2 x 16.6 x 4.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 949,803位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 5.0 「よい戦争」などない 2004/9/10
形式:単行本
実は私はこの本の翻訳に関わっている。ずいぶん昔のことだ。しかし、今の世界の情勢は、特に米国のやっていることは、いくらなんでも理不尽だと思う。だから今でもこの本は古くない。第二次対戦に関係した様々な人々の本音に迫るターケルの熱意には脱帽だ。スタッズ・ターケルは、高齢(90歳を超えている)の今も執筆活動を続けるシカゴきってのオールド・リベラルだが、このインタビュー集と、ブッシュ大統領と共和党のお題目である「テロに対する戦争」"War against terrorism"を対比させてみると、米国の持つ大きな矛盾が見えてくる。いや、米国だけじゃない、そもそも「よい戦争」というものは存在するのか?という原初的命題が生きた話し言葉で読者に突きつけられるのだ。マイケル・ムーアはスタッズ・ターケルを信奉しているそうだ。ターケルの地元シカゴはイリノイ州だが、マイケル・ムーアの故郷ミシガン州フリントはイリノイの東北にある。近い。保守的な中西部で、あくまで自分の地元を基礎にしてメッセージを発するふたりの方法には共感を覚える。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 人生が変わったかも…。 2006/10/5
By axbxcx
形式:単行本
最近映画「カポーティー」を観て、なぜか"The Good War"のことを思い出しました。 トルーマン・カポーティーが参与観察のように見えて実は冷血なのに対して、スタッズ・ターケルは第三者的に見えて実は極めて参与の度合いが高いのではないか、そんなことが頭をかすめたからです。 私が"The Good War"を読んだのは1990年ですが、すぐにスタッズ・ターケルの手に入るペーパーバックは全て揃えました。 そのくらいインパクトの強い本でした。 さらに言えばサラリーマンをやめて国際協力の道に入り、いまでは現場でのインタビューやワークショップが中心の生活をしているのも、恐らくこの本の影響でしょう。 最近は質的研究・定性評価に関心を持っているのですが、基本はやはりインタビューで、そこから「問いを育てる、仮説をきたえる」(佐藤郁哉)ようなことをやっている、そんな気がします。 佐藤郁哉の「フィールドワークの技法」の推薦図書にもなっている沢木耕太郎の「一瞬の夏」や鎌田彗の「自動車絶望工場−ある季節工の手記」、あるいはエスノグラフィーの研究のように、ある程度時間を掛けて一人の人(あるいは人たち)に迫るということも大事ですしとても興味深いですが、たくさんの人のインタビューからマクロな視点で組み立てる(あるいは結果として組み立てられたように見えるということかも知れませんが)というのも同じくらい大事なのではないかと感じます。 そういうことを気づかせてくれたという意味で、この本は私の人生を変えた一冊だったのではないかと思います。
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形式:単行本
世相が不安定な今…しかも、国際的にもあちこちにも火種がくすぶり続けている今。

特に、お子さんがいる人は読んでおいた方がいいと思います。

自分は、祖父母、両親、叔父叔母が戦争を経験しています。
B29の落とす焼夷弾の火の手に追われ、ほうほうの体で逃げ回り、友人も血縁者も何人も亡くしという経験をしている。

それでも、彼らはアメリカ軍が進駐してくるその瞬間まで、「戦争は正しい目的があってやっていたことだ」ということを疑ってなかった。
例えば、父母や叔父叔母は、教科書の墨塗りをやり、教師がこれまでの日本の所業を批判しだすまで、カケラも「大東亜戦争」における日本の正義を疑ってなかったといいます。

この本には、そうした経験が沢山詰まっている。うちの両親の体験のようなものだけじゃなく、実際に戦場で銃を手にとって戦っていた人たちの経験も含めて。

彼らの多くが、「この戦争を良いと思って戦っていた」、その理由を見つめておいた方がいい。

いつか、お子さんが「戦争って悪いことなんでしょう?」ということを聞いてくるでしょう。その時に答えるべき言葉を、自分なりに作るためにも、この本は必読です。

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