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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「べてるの家は、スローのふるさと」,
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レビュー対象商品: ゆるゆるスローなべてるの家―ぬけます、おります、なまけます (ゆっくりノートブック) (単行本)
北海道浦河町にある『べてるの家』理事、向谷地生良(むかいやちいくよし)氏と、「運動」「ビジネス」「学び」の3つをごちゃまぜにし、環境=文化運動をスロー・ムーブメントとして展開してきた辻信一(つじしんいち)氏との対談本。 私の周囲でも、子育てや親の介護の話題が話題にのぼる。 あぁ、私もそういう歳になったんだ。 新聞を読んでいても、社会面と経済面と政治面、どれも主題は同じことじゃぁないの、と思い始めた。 福祉ってそもそもいったい、どこからどこまでなんだろう。 そう考えることが多くなった数年前、『べてるの家』の存在を私は知ったのだった。 『べてるの家』中心にいるように見える、向谷地さん。 彼のなかで「福祉」はいったい、彼自身の人生のどこからどこまでなんだろう。 『べてるの家』を他の本やテレビを通じて知っている、という方にも。 『べてるの家』を聞いたことはある、という方にも。 もちろん、初めて『べてるの家』という名を聞いたという方にも。 向谷地さんは、口を動かして自らを語ってくれます。 『べてるの家』をいつか訪ねたいと思っていた私は、この本を読んで「いつ行こう」となりました。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
人と人とのつながりで紡ぐスローなこと,
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レビュー対象商品: ゆるゆるスローなべてるの家―ぬけます、おります、なまけます (ゆっくりノートブック) (単行本)
「100万人のキャンドルナイト」の呼びかけ人代表などを務める辻氏と、「浦河べてるの家」の設立を手がけた向谷地氏が「人と人とのつながり」や 「世の中の当たり前」を改めて問い直しながら、スローにいきることについて 語った対談集。 第1部「居場所をさがして」では、向谷地氏の生い立ちを紐解き、幼少期より 「世の中に対する違和感」を抱きながらも反抗的にはならず、一貫して自分の 芯を通しながら「べてるの家」を設立するに至ったかが対話により明らかになります。 第2部「べてるの家はスローのふるさと」では、活動の中心である「べてるの家」が どのようなコンセプトを掲げ、スローの原点である「人と人とのつながり」を お互いの弱さによって満たしていくという独自の考えによってどのように 支えられているかが、個性的なメンバーのエピソードと共に紹介されます。 余裕の無い社会では、手間がかかり、遠回りを強いられる「つながり」が、本書を 読むことで逆にスローな生き方、暮らし方と連動し、身近に感じられるように なるための第一歩であるという示唆として受けとめることができるようになると思います。
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
べてるの家に行ってみたい,
By のんびり "たま" (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ゆるゆるスローなべてるの家―ぬけます、おります、なまけます (ゆっくりノートブック) (単行本)
この本は、環境文化NGO「ナマケモノ倶楽部」の世話人の辻信一さんと北海道に「べてるの家」を設立し精神障がいを抱えた人たちと会社や共同体を 作る活動を続けている向谷地生良さん、お二人のトーク形式で書かれています。 学校の受験体制に違和感を覚えた向谷地さんは、 高校に入って心に決めたことは「勉強しないこと」。 赤点をクリアする31点の勉強をし、自分のやりたいことに時間を使い、 修学旅行に行かずに、その資金で知的障害者の施設に行き、 人生を変えるほどの衝撃をうける。 「彼らの瞳のほうがまともで、自分たちの眼差しは 本当にものをよく見ているのだろうか・・」と福祉の道に入る。 べてるにであうと<病気>がでるのだそう。 特に強い感染者は通称「べてらー」と呼ばれ、 病状の一部は「昇る」局面に関心が薄れ、「降り方」がうまくなる。 生活面では、張り合わない、競争しないという傾向が強まる、 のだそうです。 お話のなかで、 私たちは日々死ぬ存在で「私たちが生きている足もとは、つねに『降りている』。 この感覚を見失わない。 これが人間の生命的現実で、そこからすべてがはじまっていくということです」 とあり、競争社会や生きるということの意味について いろいろと考えさせられました。 成長を求めて一人で加速を続けることより、 ゆっくりあるき、みんなでつながって支えあう、 べてるを参考にした社会づくりはこれから大切になると思いました。 七夕の片付けで、ある先生の短冊に 「病気で幸せ。治りませんように」との話は やさしい眼差しを感じ、胸にしみました。
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